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☆ 自治体EAにおける作業の全体像

自治体EAでは、業務・システムの刷新化に関する検討を行うため、刷新化の対象となる業務・システムに関係する職員(原課の部長・課長や担当者を含む)が参加し、次の各作業を行います。

  • 業務・システム刷新化の目標や方策の策定及び方策の優先順位の明確化
  • 刷新化対象の業務・システムの現状(AsIs)把握
  • 刷新化に向けた対象業務・システムのあるべき姿(ToBe)の検討
  • 刷新化の目標を達成するための具体的な方法の検討
自治体EAにおける作業の全体像

図 「自治体EAにおける作業の全体像」(クリックして拡大)

1. 刷新化の方向性策定

この作業では、原課の部長や課長が、業務・システム刷新化の目標・方策を定めるとともに、刷新化の方策の優先順位を明確にします。

  • 首長の方針・住民のニーズ・地方自治体が置かれている状況などについて共通認識を持つことを目指します。
  • 住民満足度の向上を図るため、「何をどのように刷新していくか」「何がどのような状態になれば、住民満足度が向上したとみなすか」といった刷新化の目標・方策について、首長から原課担当者までの全庁的な合意形成を目指します。
  • 刷新化の目標と方策の因果関係を分析することによって、刷新化の方策に掲げた内容を具体的に実施していく上での優先順位も検討します。

2. 業務・システムの現状(AsIs)分析

この作業では、原課担当者が、刷新化の対象となった業務・システムの現状について、他課の職員が見ても理解できる図表として「見える化」していきます。

  • 既存の各種資料(業務手順書、帳票・台帳、システムマニュアル等)を収集し、業務を基本的な機能や情報の組合せで捉えた図表を作成します。
  • どの機能からどの機能までが1つのくくりとしてまとめることができるか、複数の機能が一つの基本的な機能としてまとめることができるかを検討し、図表にまとめます。

3. 業務・システムのあるべき姿(ToBe)の検討

この作業では、原課担当者が、首長の方針等を踏まえた刷新化の方向性に従って、刷新化の方策を実施するために必要な業務・システムのあるべき姿(ToBe)を検討し、図表にまとめます。

  • 首長の方針等を踏まえた刷新化の方向性に従って、対象となる業務について「機能」と「情報」の組合せで捉え直します。
  • 業務目標の設定や達成度合いの測定を機能として追加した図表を作成します。

4. 個別課題の解決方策の検討

本作業では、業務・システムのあるべき姿(ToBe)を踏まえ、個々の刷新化の方策に掲げられた内容を具体的に実施し、刷新化の目標を達成するための方法について、原課担当者が自ら分析・検討作業を行います。

各作業の実施方法について、次ページ以降に示します。



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