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2A.業務の現状(AsIs)分析

業務の現状(AsIs)分析は、刷新化の方向性策定作業の中で刷新化の対象となった業務の現状について原課担当者が自ら調査・分析作業を行い、その結果を他の職員が見ても理解できる図表として「見える化」することで、業務の現状についての庁内各部署の職員間の合意形成を図ります。
なお自治体EAでは、業務の捉え方として「業務は本来、基本的な機能や情報の組合せでできている」という見方をしています。この見方で業務を捉えるため、自治体EAでは、業務を構成する「機能・情報」とそれらの「実現手段」を分けて把握します。また、個別の業務を個別に捉えるのではなく、関連する同様の業務が複数ある場合は、これら業務を類型化(パターン化)して、業務の全体像を見るすることに努めます。

自治体EAにおける業務の現状(AsIs)分析作業の位置づけ

図 「自治体EAにおける業務の現状(AsIs)分析作業の位置づけ」(クリックして拡大)

業務の現状(AsIs)分析作業の全体像)

図 「業務の現状(AsIs)分析作業の全体像)」(クリックして拡大)

2A-1既存資料の収集
業務の現状(AsIs)分析作業における分析材料となる、分掌規定や例規集、業務手順書、業務で用いている申請書・帳票・台帳等、関連業務システムの画面やシステムマニュアルなど、業務量の把握の参考となる統計資料、等々の資料を収集します。
2A-2業務の機能構造分析
業務を基本的な機能や情報の組合せで捉えるため、現状業務を「機能」と機能間を結ぶ「情報」として把握します。
2A-3機能・情報の実現手段分析
業務を基本的な機能や情報の組合せで捉えるため、現状業務を構成する「機能」と「情報」の実現手段を把握します。
2A-4業務機能の論理化、抽象化
業務の機能構造分析の結果に基づき、各業務の本来の「くくり」や、様々な業務を構成する機能の基本的な単位を把握します。またその結果に基づき、対象業務が基本的な業務機能の組合せで実現できることを把握します。
2A-5業務情報の抽象化
業務の機能構造分析の結果に基づき、対象業務における業務情報が、ひと・もの・かね・イベントに関する情報の組合せで構成されていることを把握します。
2A-6基本的な機能や情報の組合せによる業務把握
業務の本来の姿(基本的な業務機能と業務情報の組合せで様々な業務ができていること)について、庁内各部署の職員間の合意形成を図ります。


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