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5.自治体EAにおける「見える化」の重要性

  • 行革目的や業務に対する職員間の知識の共有を図るには、各業務の担当者が持っている知識・情報の「見える化」が重要
  • 知識の共有のためには、「見える化」に加えて、「共通の書き方で書くこと(読める化)」「共通の視点でまとめること(解る化)」が必要

5-1 地方自治体職員間の知識の共有のための「見える化」

自治体EA導入の効果である「地方自治体の業務や行革に対する全庁的な知識の共有」 を図るためには、各職員が持っている「業務や地方自治体の現状認識に関する知識・情報」 をほかの者にも分かるように目に見える形にすること、すなわち知識・情報の「見える化」 が重要になります。

5-2 自治体EAにおける「見える化」「読める化」「解る化」手法

「見える化」の第一歩は、「何はともあれ、紙に書く」ことです。自治体EAでは、 「担当職員が、自ら紙に書く」ことを重要視しています。自分が持っている知識・情報を 自ら紙に書き出すことによって、自らが持つ知識・情報自体が整理されるとともに、 今まで気が付かなかったことに気付く可能性も出てきます。

自治体EAにおける「見える化」の目的は、職員間の知識の共有にあります。 したがって紙に書かれた内容が書いた本人しか読めないようでは困ります。 自治体EAでは、見える化された内容が他の者にも読めるように、 EA図表を用いた「共通の書き方」で見える化を実施します(読める化)。 さらに自治体EAでは、見える化・読める化された内容について関係者が同じように認識できるように、 EAの概念に基づく「共通の視点(BADAAATA、およびAsIsToBe)」でまとめます(解る化)。



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