国会参議院 総務委員会議録

平成13年6月14日(木曜日)

○松岡満壽男君
 ・・・最後に市外局番と市町村の合併問題について大臣に伺いたいと思うんですね。昨日も小泉さんと小沢さんのやりとりでしたかね、合併の数、とりあえず1000だと、片方、小沢さんが300だという話をしてました。この全国の市外局番を調べていると500の市外局番なんですね、ちょうど。これ合併を促進するときは同じ圏域だという意識を持たせるためにもですね、こういうことは非常に大事な部分、一つの根拠だろうと私は思うんですけど、大臣はどのようにこの問題お考えでしょうか。

○片山総務大臣
 市町村合併の結果による将来市町村数はいかにということはよく国会でも御議論賜りますし、松岡委員からも何度もそういうお話がございますが、我々は昨年12月の行革大綱に決めておりますように、当面は1000を目途にと、与党合意の1000を目途にと、こういうことでございましてね、今、3224と、1000もなかなかね、大変でございまして、平成17年の3月末が合併特例法の期限でございますが、それまでに是非そこにできるだけ近づけたいと、こう思っておりまして、その次に、300と小沢党首は言っておられましたが、300だとか500というのは、その次の目標になるのではなかろうかと。電話の方のこの市外局番というのは、電話の方で色んな効率性を考えての枠組みでございましてね、合併の方は、これは関係の市町村が合意をして、意思決定をしてと、こういうことになりますからね、必ずしもそこはお互いフィットしてないと思いますけれども、合った方が便利なことはまた事実でございますので、おそらく将来の市町村合併、市町村像ということになると、そういうことも目安の一つにはなりうるのかなと、こういうように思っておりますので、今度、合併のパターンを、今、都道府県につくっていただきましてね、今度はさらに具体的にどこをどうやるかという支援地域を都道府県につくってもらうんですよ。そういうことの中で松岡委員のお考えもですね、中に入るように一つ我々も総合的に考えて指導いたしたいとこういうふうに思っております。


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