総務省トップページ > 総務省 ICTスキル総合習得プログラム
このウェブサイトでは、2017年度における総務省の事業として開発された「総務省 ICTスキル総合習得プログラム」に関して説明し、成果に関するファイルを提供します。このウェブページでは事業の成果であるICT(Information and Communication Technology:情報通信技術)の基礎知識・基礎技術が学べる教材としての「総務省ICTスキル総合習得プログラム」を提供します。ご自由にダウンロードして頂き、個々人の自学自習および学校・企業・コミュニティでの授業・勉強会にて、ご活用ください。
また、下記のリンクは「総務省 ICTスキル総合習得プログラム」の利用規約、開発事業の説明、ファイルの一括ダウンロードのページにつながっています。
「総務省 ICTスキル総合習得プログラム」は、「データ収集」、「データ蓄積」、「データ分析」、「オープンデータ・ビッグデータ利活用事例」の4つのコースで構成されます。各コースは5つの講座から構成され、合計20講座でICTに関する基礎知識、基礎技術の全体像と各論を学ぶことができます。「各講座の概要一覧」には、各講座の説明内容の概要およびパート構成に加えて、アクセス情報と学習方面・難易度が示されています。アクセス情報に示されているQRコードを利用すると、スマートフォンやタブレット端末から簡単に教材のPDFへアクセスすることができます。
コース1では、ICT・データの利活用の全体像を示した後に、IoT(Internet of Things)によるデータ収集を中心に取り扱います。IoTには様々な形態があり、身につけるウェアラブルデバイスやインターネットに接続されたロボットもIoTに含まれます。また、データ収集技術の一環として、API(Application Programming Interface)の活用についても採りあげます。
コース2では、データ蓄積を中心にクラウド・コンピューティングを取り扱います。クラウド・コンピューティングの定義や分類を示し、その特性やセキュリティに関する日本企業の意見を採りあげます。また、データ蓄積に関連して、改正された個人情報保護法の特徴を示すことに加えて、近年着目されているクラウドサービスを説明します。
コース3では、データ分析や人工知能を取り扱います。ICTの発達と普及によって収集されるようになったビッグデータの特徴およびデータクレンジングの重要性を論じます。また、Excelを用いたデータクレンジングとデータ分析の手順をサンプルデータを利用した実習形式で示します。加えて、近年着目されている人工知能とその分析技術である機械学習を説明します。
コース4では、オープンデータ・ビッグデータに関する様々な利活用事例を取り扱います。オープンデータの定義や有用性を説明し、利活用が可能とするウェブアプリケーションのRESASを示します。また、プログラミング言語のRを用いたビッグデータの分析例や様々な分野におけるICT・データの利活用例を示します。最後に、ICTに関する発展学習や他組織との協力が可能となるイベントや取り組みの事例を紹介します。