AIネットワーク社会推進会議は、AIネットワーク化に関し、AIの開発原則・指針の策定に向けた検討及びAIの利活用について考慮することが期待される事項に関する検討を行うとともに、AIネットワーク化が社会・経済の各分野にもたらす影響やリスクの評価を行う等、社会全体におけるAIネットワーク化の推進に向けた社会的・経済的・倫理的・法的課題を総合的に検討することを目的として開催する有識者による研究会です。
AIネットワーク化をめぐる社会的・経済的・倫理的・法的課題に関し、日米欧等の産学民官のステークホルダが意見交換し、今後のG7、OECD等における国際的な議論を推進することを目的として、国際シンポジウム「AIネットワーク社会推進フォーラム」を開催。フォーラムにおいては、AIネットワーク社会推進会議の顧問を含む構成員のほか、米、伊、独、仏、EUの政府関係者やOECDの代表者、AIの分野の国際的な議論をリードする主要団体の代表者を含む国内外のトップレベルの有識者が参加し、意見交換を実施。
日時:平成29年3月13日(月)、14日(火)
会場:東京大学伊藤国際学術研究センター伊藤謝恩ホール(東京都文京区本郷7-3-1)
平成28年10月から平成29年7月までは、主にAIの開発者が留意することが期待される事項及びその解説からなるAI開発ガイドラインの策定に向けた検討、AIネットワーク化が社会・経済にもたらす影響・リスクに関する評価(先行的評価、分野別評価)を実施。
高市総務大臣(当時)から、「AI開発原則」を提唱し、参加各国から国際的な議論を進めることについて賛同を得た。
日時:平成28年4月29日(金)、30日(土)
会場:かがわ国際会議場(香川県高松市サンポート2-1)
平成28年2月から6月まで、「AIネットワーク化検討会議」を開催し、2040年代を見据え、AIネットワーク化の進展を通じて目指すべき社会像やその基本理念の整理、AIネットワーク化が社会・経済にもたらす影響・リスクの評価や検討すべき課題の整理を行った。
平成29年(2017年)9月以降、『報告書2017』の成果を踏まえ、次のとおり国際的な議論を推進(主なものを記載)。
平成28年(2016年)4月に開催されたG7情報通信大臣会合(香川・高松)を契機に、世界的にAIの倫理等に関する議論が始まり、欧米を中心に活発に議論が行われるようになってきている(最近のものを記載)。