資料17 ライフスタイルに関連するCO2排出量



    日 常 行 動     
CO2排出量
      備 考        
自家用車で30km走る      
               
2,240g-C 
     
走行に要するガソリン(3.5Lを想  
定)の燃焼に伴う排出*。     
風呂を沸かして入る      
               
               
 288g-C 
     
     
200Lの水の上水供給、下水処理に伴 
う排出*と、同量の水を20℃加温する
ための都市ガス燃焼に伴う排出*。 
ルームエアコンで1時間冷房する
               
               
 60g-C 
     
     
冷房能力1,600kcal/h、消費電力500 
Wのセパレート型エアコンを想定。消
費電力の発電に伴う排出*。    
アルミ缶を1本捨てる     
               
               
 50g-C 
     
     
1本25gの容器をリサイクルに出した 
場合とごみとして捨てた場合の排出 
の差*。             
ペットボトルを1本捨てる   
               
               
 20g-C 
     
     
1本40gの容器をリサイクルに出した 
場合とごみとして捨てた場合の排出 
の差*。             
FAXで5分かけて書類を送る 
               
               
               
               
 15g-C 
     
     
     
     
定格消費電力100Wの家庭用FAXを想 
定。通信距離100km、情報量伝送量 
19.2Mbitと想定。消費電力の発電に 
伴う排出*と、情報通信ネットワー 
ク利用に伴う排出**。       
テレビを1時間見る      
               
               
 13g-C 
     
     
定格消費電力110Wの21型カラーテレ 
ビを想定。消費電力の発電に伴う排 
出*。              
食器を洗う          
               
               
  9g-C 
     
     
3分間蛇口(13mm管)を開けっ放しに
して流れる水(54l)の上水供給、 
下水処理に伴う排出*。      
電話を10分間かける(市内)  
               
               
  8g-C 
     
     
通話距離30km、情報量38.4Mbitと想 
定。情報通信ネットワーク利用に伴 
う排出**。            
PC(パソコン)を1時間使う  
               
  6g-C 
     
定格消費電力50Wのノート型PCを想 
定。消費電力の発電に伴う排出*。 

*) 環境庁地球環境部「WEEKLY環境家計簿」を用い算出。
**)郵政省「環境負荷低減型情報通信システムの普及方策に関する調査研究報告 
  書」、環境庁国立環境研究所「産業連関表による二酸化炭素排出原単位」に基
  づき算出。1990年産業連関表から求めた、情報通信ネットワーク建設、運
  用に係るCO2排出量(電気通信施設建設、国内電気通信、国際電気通信、その
  他通信サービス、有線放送の各部門の直接CO2排出量と部門外誘発CO2排出
  量の合計133.76万t-C(資料18参照))を、情報通信ネットワークの伝
  送情報量に距離を乗じた指標(利用者の伝送情報量×伝送地点間距離/Σ県間,
  県内(県間、県内毎のネットワークの伝送情報量×県間、県内距離))で、ネ
  ットワーク利用者に配分した。上記指標の分母に当たる年間総伝送情報量はNTT
  資料などより求めた実績値(加入電話、国内専用サービスを含む)で1.85
  ×10^20bit・kmである(1994年度)。これより、情報通信ネットワーク
  利用100Mbit・km当たりのCO2排出量は0.723g-Cとなる。




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