2 電気通信サービス (2)通信メディアの利用状況 1)相互通信 携帯電話又はPHS相互間通信が増加  平成11年度の加入電話等、携帯電話及びPHSの相互通信状況についてみると、携帯電話又はPHS相互間通信の全通信に占める割合は18.1%で、対前年度比4.6ポイントと大幅に上昇し、加入電話等と携帯電話又はPHS相互間通信の割合を上回った。  一方、加入電話等相互間通信の全通信に占める割合は、63.9%で、対前年度比4.3ポイント減少している。(図表1))  なお、加入電話等は発信数を着信数が上回っており、逆に、携帯電話及びPHSでは、発信数が着信数を上回る傾向にある。  加入電話等、携帯電話及びPHSからの着信先については、加入電話等は加入電話等、携帯電話は携帯電話、PHSはPHSと、同一通信方式相互間通信が最も多い状況となっている。  また、携帯電話からの着信先については、加入電話等と携帯電話とで97.5%を占めており、PHSからの着信先についても、加入電話等とPHSとで83.3%と、携帯電話とPHS間の通信が他の電話サービス間との通信状況に比べて少ないことが分かる(図表2))。 図表1) 相互通信状況の構成比の推移 図表2) 加入電話等、携帯電話及びPHSの着信先の状況(通信回数、平成11年度)