2)ケーブルテレビ網の高度化 −ケーブルテレビの幹線において光化が進展  平成13年度末におけるケーブルテレビの施設数は、7万3,834(対前年度比1.6%増)である。内訳について規模別にみると、許可施設数は1,913(対前年度比0.4%減)、届出施設数は3万7,994(同1.6%増)、小規模施設数は3万3,927(同1.7%増)となっている。また、自主放送を行う施設数は994(対前年度比5.1%増)となっている(図表1))。  ケーブルテレビの施設は、放送のみならず、インターネット接続サービス、ケーブルテレビ電話等の通信サービスの提供にも活用されており、ケーブルテレビは通信及び放送サービスを総合的に行う「フルサービス」の提供が可能な地域における情報通信基盤に成長しつつある(ケーブルインターネットの普及については1-1-3参照)。また、インターネットのブロードバンド化等への対応として、ケーブルテレビ網の幹線における光化及び伝送容量の広帯域化が進展している(図表2)、3))。 図表1) ケーブルテレビ施設数の推移 図表2) ケーブルテレビの幹線光化率 図表3) 帯域別の自主放送を行う許可施設数(平成13年3月)