16 GIS構築のための情報通信技術の研究開発 −3次元GISの実現に向けて  3次元GISの構築に必要な情報通信技術の研究開発は、平成11年度に郵政省(現総務省)が取組を開始したもので、平成14年度までの4か年計画で推進している。  3次元GISは、地理情報に高さ情報を加えることで3次元化し、都市の景観情報等を付加することで、密集して林立する市街地の建造物等の景観をモニター画面上に忠実に再現することが可能となるものである。これにより、都市計画における景観シミュレーションや商業活動でのマーケティング評価、防災情報システムの構築などに際して、リアルな視覚表現により、効果的に作業を進めることが可能になると期待されている(GISについては、3-5-6参照)。 図表 3次元GISのイメージ