3 情報セキュリティ被害の状況 (1)個人の被害状況 パソコン利用者の3割弱、携帯利用者の6割弱が情報セキュリティ被害に遭遇 1 パソコンからのインターネット利用者における被害  平成14年の1年間に情報セキュリティに関する被害を受けた者は、パソコンからのインターネット利用者のうち29.8%と3割弱を占める。被害の内容は、「ウイルス発見・感染」が最も多く、パソコンからのインターネット利用者のうち20.7%が被害を受けている。次いで、「迷惑メールを受信」が15.5%、「不正アクセス」が2.1%と続く。「個人情報の不正利用・漏えい」は、0.8%である(図表1))。  なお、ウイルスを発見しただけでなく、実際に感染した者は10.4%である。 図表1) パソコンからのインターネット利用者における被害状況及び被害内容(複数回答)(過去1年間) 2 携帯インターネットの利用者における被害  平成14年の1年間に情報セキュリティに関する被害を受けた者は、携帯インターネット利用者のうち58.9%と6割弱を占める。受けた被害は「迷惑メール」がほとんどで、携帯インターネット利用者のうち、58.0%の利用者が被害にあっている(図表2))。 図表2) 携帯インターネットの利用者における被害状況及び被害内容(複数回答)(過去1年間)