(4)距離区分別通信 固定通信・移動通信ともに県内通信が7〜8割を占める 1 固定通信  平成13年度において、加入電話及びISDNから発信される通信について同一MA(Message Area:単位料金区域)内に終始する通信の割合は、59.7%と全通信の約6割を占めている。また、隣接MAとの通信の割合は13.2%となっており、同一MA内に終始する通信と合わせて全体の約4分の3が隣接MAまでの範囲で行われている。さらに、県内・県外別では、県内通信が75.7%となっているが、県外への通信がわずかに増加する傾向にある(図表1))。 図表1) 固定通信(加入電話・ISDN)の距離区分別通信回数構成比の推移 2 携帯電話  携帯電話の同一県内に終始する通信回数の比率は、全国平均で80.9%であり、固定通信と比べるとやや高い(図表2))。 図表2) 携帯電話の距離区分別通信回数構成比の推移 3 PHS  PHSの同一県内に終始する通信回数の比率は、全国平均で73.4%である。携帯電話と異なり、近年減少の傾向にある(図表3))。 図表3) PHSの距離区分別通信回数構成比の推移