第6節 人材の育成 1 公立学校におけるICT教育 ほぼすべての公立学校がインターネットに接続し、大半がホームページを開設 1 公立学校におけるICT利用環境の整備  公立学校における教育用コンピュータの整備は、平成15年度には児童生徒8.8人に1台となっている(図表[1])。また、平成15年度における公立学校のインターネット接続率は99.8%に達し、ほぼすべての公立学校がインターネットに接続している。回線速度400kbps以上での高速インターネット接続校は公立学校全体の71.5%となり、容量の大きい動画像のスムーズな送受信が可能となっているほか、普通教室のLAN整備率は37.2%、ホームページを開設している学校は67.4%となっている(図表[2]、[3])。 図表[1] 公立学校におけるコンピュータ1台当たりの児童生徒数の推移 図表[2] 公立学校におけるインターネット整備率の推移 図表[3] 公立学校におけるインターネット接続内訳(平成15年度) 2 教員のICT指導力  子どもたちに、ICT教育を実施していくためには、教員がICTを活用して指導ができる能力を修得することが不可欠である。公立学校におけるコンピュータの操作が可能な教員の割合は平成15年度には93.0%となっている。また、コンピュータを利用して教科指導を行うことが可能な教員の割合は60.3%となっている(図表[4])。 図表[4] 公立学校におけるコンピュータを操作・指導可能な教員の比率の推移 関連サイト:文部科学省(http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyouhou/main18_a2.htm)