4 消費者による情報発信  ユビキタスネットワークの進展、中でも消費者発信型メディアの発展は、消費者による情報発信を容易にする。消費者は、供給者を経由することなく消費者の評価を直接聞いて、消費選択行動に反映することが可能になる。  購買後に店舗や商品に関する自らの評価を発信する手段としては、「直に話して伝達した(電話を含む)」が15.4%と最も多く、続いて「メールで伝達した」が6.3%となっており、個人的なつながりでの伝達が多くなっている。「インターネットの個人ホームページ・ブログで伝達した」、「インターネットの掲示板で伝達した」はそれぞれ、3.7%、3.4%となっており、インターネットで広く情報発信を行う人は現状ではまだ少ない(図表1-6-7)。 図表1-6-7 商品の使用感・評価などに関する他者との共有手段