3 電気通信の利用状況 1 総通信回数・総通信時間  2004年度における我が国の総通信回数は1264.8億回(対前年度比2.7%減)、総通信時間は46.7億時間(同10.1%減)であり、いずれも減少が続いている。  発信端末別に見ると、携帯電話発の通信回数が516.8億回(対前年度比2.5%増)と引き続き増加している一方、固定端末6発の通信回数は730.7億回(同5.6%減)、PHS発は17.2億回(同19.2%減)と減少している。総通信回数における割合では、携帯電話発信への移行が続いている(図表2-1-20)。  発信端末別の通信時間では、固定端末発が28.5億時間(対前年度比14.1%減)と前年度に引き続き大幅に減少しているのに対し、携帯電話発は16.7億時間(同0.8%増)と増加しているが、PHS発は1.5億時間(同31.7%減)と大幅に減少している(図表2-1-21)。  2004年度における1契約当たりの1日の通信時間は、固定通信では、加入電話が5分34秒(対前年度1分18秒減)、ISDNは17分56秒(対前年度2分29秒減)、IP電話が4分2秒であった。また、移動通信では、携帯電話が3分16秒(同12秒減)、PHSが5分15秒(同1分42秒減)であった。 図表2-1-20 通信回数の推移(発信端末別) 図表2-1-21 通信時間の推移(発信端末別) 図表2-1-22 1契約当たりの1日の通信時間の推移 6 「固定端末」は加入電話、公衆電話及びISDNの総計(なお、2004年度集計からIP電話を含む。