(3)「ユビキタスネット社会の制度問題検討会」報告書  総務省では、ユビキタスネット社会の進展に伴い、制度的な観点から見て問題となり得る課題を整理し、対応の在り方等について検討することを目的として、平成18年2月から「ユビキタスネット社会の制度問題検討会」を開催し、同検討会は、同年9月に報告書を取りまとめた。  報告書では、検討すべき課題として、[1]「情報」の特性を踏まえた包括的な法制度整備、[2]ガイドラインの活用、[3]利用者の同意に関する問題、[4]デファクト標準の浸透による新たな課題、[5]プライバシーの保護、[6]情報セキュリティの確保、[7]知的財産権への対処、[8]サイバー対応の制度・慣行の整備が取り上げられ、それぞれ検討に当たっての視点が示されている。