(4)ウェブサイトの利用状況  ウェブサイトで利用する機能・サービスについて世代間の特徴を見ると、世代ごとの利用率に大きな格差が見られる利用法と、そうでない利用法があることが分かる。インターネットショッピング、インターネットオークション、金融取引の利用法については、世代間で利用率の差が小さく、これに対して、映像・音楽の視聴、オンラインゲーム、SNSの閲覧・書き込みの利用法については、若年層とそれ以外の層の格差が見られる。  前者の利用法は、いわばウェブサイトの「ツール」としての利用であり、これは既に各世代に定着しつつある。特に、インターネットショッピング利用率については、高齢者層のインターネット利用者の6割に上っており、広く普及していることが分かる。これに対し、後者の利用法は、ウェブサイトの「メディア」としての利用法であり、これはまだ定着してはいないものの、若年層の年代の推移とともに、今後、拡大していくことが想定される(図表1-3-1-8)。 図表1-3-1-8 ウェブサイト(パソコン、携帯電話)で利用する機能・サービス(複数回答)