(2)高齢者・障害者のICT利活用支援の促進  総務省では、独立行政法人情報通信研究機構を通じて、通信・放送に関する高齢者・障害者向けのシステム・機器や、サービス等の開発の促進のため、高齢者・障害者向けの通信・放送技術の研究開発への支援を行っているほか、身体障害者向けの通信・放送役務サービス(聴覚障害者向けの電話リレーサービス等)の提供や開発を行う企業に対して、必要な資金の助成を行っている。  また、平成18年度からは、高齢者や障害者のICTの利活用を通じた社会参加を促進するため、高齢者や障害者がICTを利活用して社会参加している事例の収集やその評価・分析等を通じて、必要な支援等の在り方を検討するとともに、セミナーの開催等、これら成果の普及を図るための取組を進めているところである。