(2)最先端の研究開発テストベッドネットワーク(JGN2)の構築  独立行政法人情報通信研究機構(以下「NICT」という。)が運用する最先端の研究開発テストベッドネットワークJGN2は、最大20Gbpsの超高速回線を全国規模で有するほか、光波長レベルでの研究開発に対応した光テストベッドを有しており、超高速ネットワーク構築・運用技術や光ネットワーク関連技術等、最先端のネットワーク技術の研究開発に利用されている。また、大学、研究機関、民間企業、地方公共団体等、全国規模の産学官連携や地域連携によるネットワーク技術やアプリケーション技術の研究開発基盤としての役割も果たしている。  JGN2運用の最終年度となった平成19年度には、NICTは国内七つのリサーチセンターで推進してきた「高信頼コアネットワーク技術の研究開発」等の次世代高機能ネットワーク基盤技術や、利活用技術に関する先導的研究開発を産学官連携、国際連携を進めながら着実に実施した。