(3)情報の種類別の入手メディア ア 全体傾向  国内ニュース、海外ニュースなど情報の種類別に、どのような情報源から得ているか、当てはまるものすべてについて回答を得たところ、インターネット関係の情報源について一元化した上で集計した結果が図表2-3-3-3である。一部の情報の種類を除き、「テレビ」の利用率が全体的に高い。とりわけ、報道や天気予報に係る情報の入手メディアとしては突出している。 インターネット関係の情報源については、「観光情報」「ショッピング・商品情報」が入手メディアとして最も高く、「グルメ情報」「娯楽・エンタメ情報」についても、テレビと利用率の差は小さい。 図表2-3-3-3 情報の種類別の入手メディア(全体傾向) (出典)総務省「ICT基盤・サービスの高度化に伴う利用者意識の変化等に関する調査研究」(平成24年) イ インターネット関係メディアの内訳  インターネットの利用状況の内訳をみると、特に報道/文字情報サイトの利用率が全般的に高い傾向を示している。「観光情報」「ショッピング・商品情報」「健康・医療関連情報」については、その他一般サイト(ブログ・掲示板含む。)や行政機関・企業サイトの利用率が高い。  「娯楽・エンタメ情報」においては、その他一般映像サイトやソーシャルメディアの利用が高まっている状況が見て取れる。 図表2-3-3-4 情報の種類別の入手メディア(インターネット関係メディアの内訳) (出典)総務省「ICT基盤・サービスの高度化に伴う利用者意識の変化等に関する調査研究」(平成24年) ウ 最も利用するメディア  さらに、国内ニュース、海外ニュースなど情報の種類別に、どのような情報源を最もよく利用しているかについて回答(単一回答)を得たところ、最も利用する情報メディアにおいては、インターネットは、「ショッピング・商品情報」、「旅行・観光情報」、「娯楽・エンタメ情報」など生活関連情報において利用率が高い傾向がみられ、特に「ショッピング・商品情報」においては、全体の50%以上を占めている。 図表2-3-3-5 最も利用するメディア6 (出典)総務省「ICT基盤・サービスの高度化に伴う利用者意識の変化等に関する調査研究」(平成24年) 6 図表2-3-3-5〜図表2-3-3-14のグラフにおける各項目の数値については付注11参照。