(6)青少年のインターネット利用 ●フィルタリングソフト・サービスの利用状況は増加、出会い系サイト等による18歳未満の被害状況も前年度から減少  23年度における出会い系サイトに起因して犯罪被害にあった児童数は282人(前年比28人増)であるが、引き続き減少傾向となっている。コミュニティサイトに起因して犯罪被害にあった児童数は1,085人(前年比154人減)であり、平成20年以来初めて減少に転じた(図表4-3-2-12)。 図表4-3-2-12 出会い系サイト及びコミュニティサイトに起因する被害児童数等の対比 (出典)警察庁「平成23年中の出会い系サイト等に起因する事犯の検挙状況について」 http://www.npa.go.jp/cyber/statics/h23/pdf02.pdf  18歳未満の子どもがいる世帯におけるフィルタリングソフト・サービスの認知状況をみると、「よく知っている」「聞いたことはある」を合わせると、パソコンでは84.1%(前年から0.6ポイント増)、携帯電話では、79.5%(前年から0.4ポイント減)となっている(図表4-3-2-13)。 図表4-3-2-13 フィルタリングソフト・サービスの認知状況 総務省「平成23年通信利用動向調査」により作成 http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/statistics/statistics05.html  フィルタリングソフト・サービスの利用状況については、利用している世帯の割合がパソコンでは前年から4.5ポイント増の21.3%となっているおり、携帯電話では前年から3.2ポイント増の41.2%となっている(図表4-3-2-14)。 図表4-3-2-14 フィルタリングソフト・サービスの利用状況 総務省「平成23年通信利用動向調査」により作成 http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/statistics/statistics05.html