(5) 放送コンテンツの海外展開に関する日韓比較 7 ●韓国の2012年の放送コンテンツ海外輸出額は2億3,400万ドル(186.3億円) 2012年の放送コンテンツの海外輸出額は、日本の1億3,100万ドル(104.3億円)に対して、韓国は2億3,400万ドル(186.3億円)となっている(図表5-8-1-17)。放送コンテンツの海外輸出額の構成比率については、2012年において、日本は、番組放送権59.6%、商品化権16.6%、ビデオ・DVD化権9.7%、フォーマット・リメイク権7.0%、インターネット配信権6.7%などとなっており、韓国では番組放送権が95.4%となっている(図表5-8-1-18)。また、番組放送権の輸出額に占めるジャンル別の割合は、2012年において、日本は、アニメ、ドラマ、バラエティの順になっており、韓国は約9割がドラマとなっている(図表5-8-1-19)。番組放送権の輸出先については、2012年において、日本は、アジア、北米、ヨーロッパの順になっており、韓国は9割超がアジアとなっている(図表5-8-1-20)。 図表5-8-1-17 日本と韓国の放送コンテンツの海外輸出額の推移 8 (出典)日本:総務省情報通信政策研究所「放送コンテンツの海外展開に関する現状分析」 韓国:2007年以前は、未来創造科学部、放送通信委員会「2013年放送産業実態調査報告書」より作成。 2008年以降は、文化体育観光部「2013コンテンツ産業統計(2012年データ)」より作成。 図表5-8-1-18 日本と韓国の放送コンテンツの海外輸出額の構成比率(2012年) (出典)日本:総務省情報通信政策研究所「放送コンテンツの海外展開に関する現状分析」 韓国:韓国文化体育観光部「2013コンテンツ産業統計(2012年データ)」より作成。 図表5-8-1-19 日本と韓国のジャンル別比較(番組放送権の輸出額) (出典)日本:総務省情報通信政策研究所「放送コンテンツの海外展開に関する現状分析」 韓国:韓国文化体育観光部「2013コンテンツ産業統計(2012年データ)」より作成。 図表5-8-1-20 日本と韓国の輸出先比較(番組放送権の輸出額) (出典)日本:総務省情報通信政策研究所「放送コンテンツの海外展開に関する現状分析」 韓国:韓国文化体育観光部「2013コンテンツ産業統計(2012年データ)」より作成。 7 日本のデータについては各年度のデータ、韓国のデータについては各年のデータである。 8 為替レートは、財務省貿易統計、各年平均による。