4 今後の課題 「クールジャパン」や「ビジットジャパン」など官民による戦略的な対外的情報発信を背景に、従来の日本のコアファンのみならず、新たな訪日観光客の誘客も進み、訪日外国人のセグメントは多様に変化している。今後はこうした変化に対応しながら、インバウンド経済を持続的に拡大していくことが肝要である。 例えば、受入環境としての無線LAN環境の整備・利活用においては、各種データを詳細に把握し、その情報をビッグデータ化していくことで、既存の取組の評価、ニーズや実態を踏まえた観光地域づくりの戦略の立案や、地方への訪問率向上に向けた取組に資するマーケティングの実施の一助としていくことが望ましい。