1 全体の動向 (1)5Gへの周波数割当て状況 米国、欧州、中国、韓国及び我が国における5G用周波数の割当て状況及び検討状況をまとめたのが 図表1-3-1-1 である。いずれの国・地域も比較的カバレッジを確保できる6GHz以下の周波数帯と広帯域を確保できる24GHz以上の周波数帯の双方を5G周波数として割り当てていることがわかる。 図表1-3-1-1 主要国・地域における5G周波数割当ての検討状況(2020年3月時点) (出典)総務省(2020)「第五世代移動通信システムのもたらす経済及び社会の変革に関する調査研究」