(2)革新的ビッグデータ処理技術導入の推進 総務省では、地方公共団体の業務効率化・高度化、住民サービスの向上等に向け、AI・RPA等の革新的ビッグデータ処理技術の導入を推進している。具体的には、2019年度(令和元年度)から、活用が進められていない自治体行政分野へのAI導入やクラウドサービスとしてのAI導入について、3グループ6自治体で開発実証を行い、地方公共団体が安心してAIを活用できる環境の整備を進めた(図表6-9-1-3)。2020年度(令和2年度)には、引き続きAI導入について開発実証を行い、地方公共団体が共同で使えるクラウドAIサービスの導入に当たっての留意点・手順等を取りまとめる(図表6-9-1-4)。あわせて、2019年度(令和元年度)には、RPA導入の初期費用の補助を78団体で実施(図表6-9-1-5)。2020年度(令和2年度)にRPAの導入に当たっての留意点・手順等をまとめたガイドブックを策定することで、地方公共団体におけるRPA活用を加速化している。 図表6-9-1-3 革新的ビッグデータ処理技術導入推進事業(AI) 実証団体概要 図表6-9-1-4 地方公共団体が共同で使えるクラウドAIサービスの導入推進 図表6-9-1-5 革新的ビッグデータ処理技術導入推進事業(RPA) 補助事業団体概要