(5)デジタル化への不安感・抵抗感 デジタル化に対する不安感・抵抗感を持つ人が一定数存在している。例えば、デジタル化により、従来は対応が不要であった、情報セキュリティなどの新たな脅威が生じている。総務省が実施した調査 38 によると、デジタル化が進んでいない理由として最も多く挙げられたのが「情報セキュリティやプライバシー漏洩への不安があるから」(52.2%)であった。 また、パーソナルデータの企業等による不適切な利用、インターネット上に流布する偽情報への対応、慣れないデジタル操作等への習熟など、様々な要因により、デジタル化に対する不安感・抵抗感が生じる場合があると考えられる。 38 総務省(2021)「ウィズコロナにおけるデジタル活用の実態と利用者意識の変化に関する調査」