5 情報通信メディアの利用時間等 総務省情報通信政策研究所は、2012年から橋元 良明氏(東京女子大学現代教養学部教授)ほか 24 との共同研究として、情報通信メディアの利用時間と利用時間帯、利用目的、信頼度等について調査研究を行っている 25 。以下、2020年度の調査結果 26 を基に情報通信メディアの利用時間等について概観する。 24 東京経済大学コミュニケーション学部教授 北村 智氏及び東京大学大学院情報学環総合防災情報研究センター特任助教 河井 大介氏。なお、橋元 良明氏は、2020年3月まで東京大学大学院情報学環教授。 25 「情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査研究」:13歳から69歳までの男女1,500人を対象(性別・年齢10歳刻みで住民基本台帳の実勢比例。2020年度調査には2020年1月の住民基本台帳を使用)に、ランダムロケーションクォータサンプリングによる訪問留置調査で実施。 26 2020年度調査における調査対象期間は2021年1月12日〜1月18日であり、利用時間の変化等に係る傾向の把握に当たっては、当該調査が新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う、11都府県を対象とした緊急事態宣言下で行われたものであることに留意が必要。