(2)研究成果の社会実装を加速するテストベッドの構築・活用 NICTでは、1999年度(平成11年度)より、超高速研究開発ネットワークテストベッド(JGN)を構築し、これを国内外の研究機関等へ広く開放することで、先進的なネットワーク技術の研究開発や多様なアプリケーション実証実験の推進等に貢献してきた。また、2002年度(平成14年度)より、大規模エミュレーションテストベッド(StarBED)の運用を開始し、様々な技術の検証テストベッドを提供している。2016年(平成28年度)以降は、IoTの技術実証と社会実証の一体的な推進のために、JGN、StarBEDの拡張に加え、テストベッドを統合した「NICT総合テストベッド」を構築・運用し、またAIデータテストベッドにおいて、AI研究開発に利用可能な複数のジャンルのデータセットを公開している。