(4) ICTによる社会インフラ維持管理 急速な社会インフラの老朽化が懸念される中で、ICTを活用することにより、より効率的かつ高度なインフラ維持管理・更新・マネージメントを行うことが可能となり、長期的には、社会資本の長寿命化の推進や維持管理・更新費などのトータルコストの縮減・平準化が期待される。 例えば、4K・8Kなどの高精細な映像の伝送によって監視業務の精度が高まるとともに、情報量の増した映像をAI技術を活用して解析することによって、電線、道路、建物の外壁、鉄道の線路などにおける異常をより迅速かつ精緻に検知することが可能となる。また、現場に設置された固定カメラやドローンに搭載したカメラ、点検車両などに設置したカメラからの映像を5Gの回線で超高速かつ超低遅延で伝送することにより、リアルタイムの監視・管理が可能となる。