4 半導体 15 市場の動向 世界の半導体市場(出荷額)は、2015年以降増加傾向にあり、2022年には12兆5,493億円(前年比32.1%増)となった。内訳をみると、ディスクリート半導体が最も多い。近年大きく成長しているのは画像センサとMCUであり、前者については日本企業(ソニーセミコンダクタソリューションズ)が48.3%のシェアを占めている。 日本の半導体市場(出荷額)は、2018年から減少していたものの2021年から増加に転じ、2022年には1兆145億円(前年比36.9%増)と増加に転じた。内訳をみると、世界市場と同様に、ディスクリート半導体が最も多い。 【関連データ】世界の半導体市場(出荷額)の推移 出典:Omdia URL:https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r05/html/datashu.html#f00191(データ集) 【関連データ】世界の画像センサ市場のシェア(2022年・出荷額) 出典:Omdia URL:https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r05/html/datashu.html#f00192(データ集) 【関連データ】日本の半導体市場(出荷額)の推移 出典:Omdia URL:https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r05/html/datashu.html#f00193(データ集) 15 本項では、デジタルトランスフォーメーション(DX)で導入が進むIoTやAIを実装した電子機器においてキーデバイスとして位置付けられる、画像センサ、MCU、MEMSセンサ、及び不可欠な電源に使われるディスクリート半導体を指す。