(5) 買物、決済 買物目的でのインターネット利用も年々拡大している。経済産業省の調査によれば、物販、サービス及びデジタル分野のいずれも、事業者・消費者(BtoC)間の電子商取引(EC)市場規模が近年拡大傾向にある(図表T-1-1-10)。ECでの購入対象は、書籍、生活家電等だけでなく、生活雑貨や衣類等にも拡大している(図表T-1-1-11)。 決済方法は現金からキャッシュレスへの移行が進んでいる。経済産業省の調査によれば、キャッシュレス決済比率は堅調に上昇し、2024年は42.8%になった。コード決済も利用が拡大し続けており、2024年時点でキャッシュレス決済額全体の9.6%を占める。 図表T-1-1-10 事業者・消費者間電子商取引市場規模の推移 (出典)経済産業省「電子商取引に関する市場調査」 図表T-1-1-11 事業者・消費者間電子商取引の電子商取引化率の推移 (出典)経済産業省「電子商取引に関する市場調査」を基に作成 【関連データ】キャッシュレス決済額及び比率の推移 URL:https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r07/html/datashu.html#f00016(データ集)