第1節 個人におけるAI利用の現状 1 個人における生成AIサービスの利用経験 (1) 日本 今回、個人向けに実施したアンケート調査(以下「2025年度個人向け調査」という。)において、「業務や日常生活において生成AIサービスを一つでも使ったことがあるか」という設問に対し、何らかの生成AIサービスを「使っている(過去使ったことがある)」と回答した割合は、日本において58.8%であった。前年度の個人向けアンケート調査(以下「2024年度個人向け調査」という。)において、何らかの生成AIサービスを「使っている(過去使ったことがある)」と回答した割合が26.7%であったことを踏まえると、生成AIサービスの利用経験率は、この1年間で大きく上昇していることがわかる 1 (図表T-1-1-1)。 図表T-1-1-1 日本における生成AIサービスの利用経験(全体) (出典)総務省(2026)「国内外における最新の情報通信技術の研究開発及びデジタル活用の動向に関する調査研究」 また、利用経験のある生成AIサービスの種類について、何らかのテキスト生成AIサービスを「使っている(過去使ったことがある)」と回答した割合は、2025年度個人向け調査で55.0%であった。2024年度個人向け調査では、何らかのテキスト生成AIサービスを「使っている(過去使ったことがある)」と回答した割合が24.0%であったことを踏まえると、テキスト生成AIサービスの利用経験率がこの1年間で大きく上昇していることがわかる(図表T-1-1-2)。 画像・動画、音声、音楽、プログラムコードなど、テキスト生成以外の種類の生成AIサービスについては、「使っている(過去使ったことがある)」と回答した割合が比較的低いことを踏まえると、日本における生成AIサービスの利用経験率の大きな上昇には、テキスト生成AIサービスの利用経験率の上昇が寄与していることがうかがわれる。 図表T-1-1-2 日本における生成AIサービスの利用経験(サービス種類別) (出典)総務省(2026)「国内外における最新の情報通信技術の研究開発及びデジタル活用の動向に関する調査研究」 1 2023年度及び2024年度個人向け調査では、調査対象の年齢を20歳以上としていたが、今回の2025年度個人向け調査では、新たに15歳〜19歳を調査対象に加えている。2025年度個人向け調査において、20歳以上で何らかの生成AIサービスを「使っている(過去使ったことがある)」と回答した割合は52.2%であった。