行政サービス改善事例(平成18年5月)
機関名 主な改善事例
和歌山地方法務局
1) タッチパネル式業務等案内用パソコンの設置
   登記部門の待合いスペースに、タッチパネル式の業務等案内用パソコンを設置した。お客様は、タッチパネルモニターを使って、登記に関する情報を入手できるようになった。具体的には、登記に関するQ&Aや各種申請書・記載要領等を画面に表示し、それらを印刷することができるようになった。
2) 閉庁日に「法務局くらしの相談所」を開設
   昨年度に引き続き、閉庁日に「法務局くらしの相談所」を開設し、登記、戸籍、供託、人権擁護等の法務行政全般について、お客様からの相談に応じた。(17年度は、1112日(土)に県内5か所の複合商業施設で実施)
3) 電話での接遇の向上
   電話での応対の際に、まず所属・氏名を名乗ることを、局の推進計画に掲げて職員の接遇意識の向上を図った。
タッチパネル式業務等案内用パソコンの設置
大阪税関和歌山税関支署
執務中におけるネームプレート(名札)の着用
   平成17年10月から、利用者満足度向上策の一環として、「執務中における名札の着用」を導入し、責任ある利用者対応を一層推進することとした。
執務中におけるネームプレート(名札)の着用
和歌山税務署
 納税者自らが確定申告書を作成しやすい環境を整備することが、行政サービス向上に資することから、17年度の確定申告期に以下の施策を実施した。
1) 案内等担当職員のジャンバーの着用
   税務署内で申告書作成のアドバイスや案内を行う職員に、あえて目立つ色のジャンバーを着用させ、納税者が職員に申告に関する質問などについて声をかけやすい環境をつくった。
2) 案内放送の実施
   申告会場内において、申告書作成手順や管内の利用方法に関する案内放送等を流し、納税者自らが申告書を作成できる環境をつくった。
案内等担当職員のジャンバーの着用
和歌山社会保険事務局
1) サービス改善協議会の設置
   学識経験者、事業主、被保険者等の外部の方々代表7名による協議会を設置し、社会保険事務局における事業運営及び業務の実施状況に対する情報提供、また、行政のサービスに対する利用者の視点からの意見・要望を提供頂き、事業へ反映させていくこととした。開催に際しては、局ホームページに開催日時及び一般の方の傍聴希望の記事を掲載するとともに、協議会開催後は同ページにその結果を掲載した。(17年度9、12、3月の3回開催)
2) ホームページに年金相談窓口の混雑状況の掲載
   和歌山県内の社会保険事務所等の相談窓口の平均待ち時間を図式化し、混雑のすくない事務所、時間帯を案内した。
3) 民間の社会保険労務士を活用した年金相談
   増大する年金相談件数に呼応するべく、豊富な知識を有した社会保険労務士を活用し、できうる限りの予約の受け入れをしている。
4) 標準処理日数を定め、それを超える場合にお知らせを送付
   サービススタンダード(請求書の受付からご自宅に決定通知書または年金証書が届くまでの日数)を設定し、請求書の審査等において、やむを得ず所要日数を超えることが予想される場合は、お客様に対し、遅れる旨及びその理由を文書にてお知らせしている。
5) 全国共通の年金相談専用電話番号による「ねんきんダイヤル」の開始 ねんきんダイヤル
   平成1710月から、年金を受けている方や年金請求などについての年金相談に、利用しやすい電話サービスを開始した。
6) 年金の請求書(裁定請求書)の事前送付
   平成1710月から、年金請求される方の利便性の向上と年金の請求漏れを防ぐため、事前に年金の請求書をお客様へ送付している。
7) インターネットを利用した新たな年金加入状況提供のサービス
   平成18年3月から、インターネットを活用した、ID・パスワード認証方式による年金個人情報(年金加入状況)の提供を実施している。
8) 国民年金保険料納付窓口の拡大(コンビニ・インターネット)
   コンビニエンスストア窓口や、自宅などでインターネットを利用して、国民年金保険料を納めることが可能となった。
9) 国民年金保険料の免除申請が承認された方を対象とした翌年度手続きの簡素化(継続免除制度の導入)
   免除申請時に継続申し出をした方は、翌年度以降は、改めて申請書の提出を求めず、当方で所得を確認し、免除該当、非該当を決定することにした。
10) 利用者の利便性(ワンストップサービス)を図るため、既存のレイアウトを見直し、併せて客溜を改善
   各課の受付、相談窓口、年金給付課及び相談コーナーを統合し、総合相談コーナー(年金相談窓口、一般相談窓口)を設置するため、和歌山東社会保険事務所のレイアウトを変更し、お客様によりよく利用してもらうための環境作りと待合部の客溜の狭隘を解消した。
  客溜面積 総合相談
コーナー
改良前 35.24 m2 44.21 m2
改良後 125.07 m2 89.89 m2
利用者の利便性(ワンストップサービス)を図るため、既存のレイアウトを見直し、併せて客溜を改善
11) 和歌山西社会保険事務室の玄関部分の改修(自動ドア化)
   身体に障害のあるお客様が利用しやすいように、観音開きであったドアを自動ドア化した。
12) 通知文書に照会先を明示
   外部への通知には所属、氏名、電話番号を記載し、担当者を明らかにしている。
近畿農政局和歌山農政事務所
1) ホームページの開設
2) 各種相談窓口の開設
3) 「食品表示110番」の専用回線の設置
4) 「電話への応対」心得を全職員に周知
→
「食品表示110番」の専用回線の設置
近畿運輸局和歌山運輸支局
車いすの設置
   身体障害者の方の来庁時の利便性の向上のため、車いすを玄関に常設した。
車いすの設置
和歌山海上保安部
1) ホームページによる情報提供
2) 携帯電話サイトによる情報提供の開始
田辺海上保安部
1) ホームページによる海水浴場や海の危険箇所の情報の提供
   「沿岸域情報提供システム」が導入され、ホームページで扱える情報量が増えたのに伴い、海水浴場や海の危険箇所の情報などを充実させた。
2) ホームページによる申請書・届出様式の提供
   海上保安以外の方が設置する航路標識の許可申請書及び届の様式をホームページからダウンロードできるようにしたほか、同じく記入例なども入手できるようにした。
独立行政法人雇用・能力開発機構和歌山センター
1) 施設看板に照明を設置
   平成17年4月から和歌山県内の当機構の組織(和歌山センターと和歌山職業能力開発促進センター)が一つの組織として、事務・業務を一元的に行うことになったため道路に設置している施設看板に照明を設置した。
2) ホームページのリニューアル
   利用者の視点に立って、デザインを全面的に変更した。
3) 職業訓練紹介用DVDの作成・活用
   業務パンフレットに加えて、DVDで紹介することにより、訓練内容等をより一層理解して頂くため、各科の訓練内容、訓練修了後の主な進路、取得可能な資等を搭載したDVDを作成。ハローワーク及び当センターの職業訓練説明会で活用している。
和歌山県
1) 「出張!県政おはなし講座」の実施
   県が重点的に取り組む施策や、県民からの関心が高い事項などについて、県民からの要望に応じ、県職員が直接出向いて説明する「出張!県政おはなし講座」を実施した。県政に対する県民の理解を一層深めるとともに、県職員が県民ニーズの把握に努め、今後の施策立案や制度の改善等に反映させることを目的とする。(17年度は、「東南海・南海地震について」、「食の安全確保について」などのテーマで314回開催)
2) 県税納税窓口の増設、休日・夜間納税窓口の開設
   平成16年度から、毎月第4木曜の夜間納税窓口の開設や、自動車税の納付時期にあわせて5月末の5日間に休日納税窓口を開設するなど、納税者の利便性の向上に努めてきた。
 平成18年度からは、新たな取り組みとして、オークワ・パームシティ和歌山店に納税窓口を開設し、納税者のさらなる利便性の向上を図る。和歌山市も合同で窓口を開設する。県施設外にこうした窓口を開設する取り組みは今回が初めてである。今後、他の地域にも展開していく予定である。
和歌山県警察本部
1) 犯罪被害相談窓口の利用促進
   警察本部設置の総合相談・各種相談(悪質商法、少年、女性、銃器、薬物等)電話や窓口及び警察署の相談係利用促進のため、各種会合、広報誌等により広報啓発に務めている。
2) ストーカー・配偶者暴力対策広報啓発活動
   平成17年3月に県警察のホームページで、ストーカー・DV事案の相談窓口等を掲載している。また、平成17年末ストーカー規制法の解釈等の見直しに伴い、啓発ポスターを作成し、各署での啓発活動を推進している。
3) キッズサポートスクール
   小学校・中学校を対象に学校や家庭、地域において「ルールや約束を守ることの大切さ」や「物事の善悪」を自分で考えて行動できるよう支援を行っている。
和歌山市
「税相談交付窓口」の開設
   平成18年1月から、和歌山市役所本庁舎2階に「税相談交付窓口」を開設し、これまで各担当課で交付していた以下の証明書が移動することなく1か所で交付できるようにした。
 〔取扱い証明書〕
 1)市・県民税課税証明書、2)市・県民税非課税証明書、3)固定資産税評価証明書、4)固定資産税非搭載証明書、5)納税証明書、6)完納証明書
「税相談交付窓口」の開設
和歌山行政評価事務所
行政相談所における相談事例パネルの掲示
   行政相談所を開設しているが、相談者から「『行政相談』、とは、対象の範囲が幅広く、どのような相談を受付けてもらえるのかわかりにくい。」との意見があり、平成18年2月から相談事例をイラストパネルにして掲示し、相談しやすい環境を整えた。
 (和歌山市内開催分が対象、17年度は42回。イズミヤ、VIVO等で実施。)
行政相談所における相談事例パネルの掲示

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