〔開催年月日:平成22年3月2日〕
JR九州等に「女性専用車両」を導入してほしい
−行政苦情救済推進会議の結果を踏まえ九州運輸局にあっせん−
○ 行政苦情救済推進会議(座長:川上宏二郎 西南学院大学名誉教授)に諮り、その検討結果を踏まえ、平成22年3月31日、九州運輸局にあっせんしました。
○ 申出要旨
私は、久留米方面から博多までJR九州の電車を利用して通勤しているが、この線は朝、夕大変混み合う。女性として嫌な思いをすることも多い。帰宅する際、酔った男性と乗り合わせるのも不快である。
JR九州は、久留米〜博多〜小倉など混雑する区間限定でもいいので、関東・関西地区等の電車で導入されているような「女性専用車両」を導入してほしい。
○ 当局のあっせん内容
九州運輸局は、鉄道事業者に対し、次の措置を講じる必要がある。
(1) 女性専用車両の導入を求める声があることをJR九州、福岡市交通局等福岡都市圏の鉄道事業者に伝え、導入について検討するよう要請すること。
(2) 車内での犯罪防止や不快防止を図るため、例えば、車内アナウンスやポスターの掲示、車掌による車内巡回の徹底、警察との連携強化等について、上記の鉄道事業者に要請すること。