11.災害時の情報について

  11−1 災害用伝言ダイヤルとはどのようなサービスですか。

 

   11−2 携帯電話の災害用伝言板サービスとはどのようなサービスですか。

 

 


 

 

11−1 災害用伝言ダイヤルとはどのようなサービスですか。

 

○ 地震や火山の噴火、台風などによる大きな災害が発生し、被災地等への安否確認等の電話が殺到して電話がかかりにくい「輻輳」と呼ばれる状態になった場合でも、自宅の電話番号等をキーにして安否確認などの伝言を録音しておき、伝言を再生することにより被災地内の家族や親類、知人等と連絡をできるようにする伝言メールサービスです。

  

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「災害用伝言ダイヤルの利用方法」

災害用伝言ダイヤルは災害発生時のみ利用できるサービスで、NTTコミュニケーションズが提供し、NTT東日本及びNTT西日本がそれぞれ運用しています。サービスの提供開始の案内は、テレビなどのマスコミを通じて行われるとともに、電話をかけたときに流れるガイダンスでもサービス開始の案内をしています。

災害用伝言ダイヤルは国内の一般の電話機、公衆電話、携帯電話・PHS(一部の事業者を除く。)などから利用できます(利用の可否については、各携帯電話・PHS事業者へお問合わせ下さい。)。

伝言の録音は一件あたり30秒以内で録音件数は1〜10件となり、サービスの提供時にお知らせします。また、伝言の保存期間は録音してから2日間(48時間)となっています。利用料金は伝言の録音・再生時に一般電話の通話料が必要です。また、他人に聞かれたくない伝言がある場合、暗証番号を用いた伝言の録音・再生も可能です。

利用にあたっては、まず“171”をダイヤルし、その後はガイダンスにしたがって、録音・再生などの指定を行います。録音・再生にあたっては被災地内の電話番号を市外局番から入力し、この番号をキーに伝言を預かり、再生します。また、暗証番号を使う場合には、暗証番号を事前に利用する方々の間で決めておく必要があります。

  

 


 

 

11−2 携帯電話の災害用伝言板サービスとはどのようなサービスですか。

 

○ 地震等の大規模災害時、被災地への安否確認等に携帯電話を利用した通話が殺到して電話がかかりにくい「輻輳」状態となる場合があります。

このような場合でも、携帯電話から「無事です」や「避難所にいます」などの安否情報を、テキストメッセージにより保存しておき、家族や親類、知人などとの安否確認に利用できるようにするサービスが「災害用伝言板サービス」です。

安否情報は、自分の携帯電話からメッセージの登録ができます。また、登録したメッセージは、他社携帯電話やパソコンからも確認することができます。

「災害用伝言板サービス」は、震度6弱以上の地震などの災害が発生した場合に開設されますが、日頃から多くの方に体験していただくため、毎月「1日」(1月1日を除く。)を体験利用日として提供されています。