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資料5−6


アクセシビリティ簡易点検表(案)

これは、12枚のスライドをテキスト化したものです。

スライド1(表紙)
資料5−6
アクセシビリティ簡易点検表(案)
2005年5月27日
「公共分野におけるアクセシビリティの確保に関する研究会」事務局
総務省 Ministry of Internal Affairs and Communications

スライド2
■点検1.ブラウザで点検対象ページを開き、目視で確認します

音声読み上げソフトの利用者をはじめ、誰にでも情報が正しく、わかりやすく伝わるかを点検します。

・ブラウザで点検対象ページを開き、目視で確認します。

(以下、スライド10まで、各点検項目にチェック欄が用意されています)

−文字化けや機種依存文字の使用はありませんか?
−FlashやPDFだけで情報を提供していませんか?
−各ページに、利用者がページの内容を識別できるタイトルがついていますか?
−文字や画像で表現された文字が読みづらくありませんか?
−難しい言葉は多用していませんか?
−スペース又は改行により、一つの単語が分割されていませんか?

■スライド3
点検2.ブラウザの設定を変えて確認します(1)

音声読み上げソフトやテキストブラウザ等の利用者にも、画像情報が正しく伝わるかを点検します。

・全ての画像を非表示にします。(Internet Explorerの場合、「ツール」>「インターネットオプション」>「詳細設定」で「画像を表示する」のチェックを外す)

−全ての画像に代替テキストが入っていますか?
−画像を表示しなくても全ての意味が通じますか?
−画像にリンクが設定されている場合、画像を表示しなくても利用者はリンク先の内容が予測できますか?

(例として、画像を表示した図、画像を非表示にした図を紹介)

■スライド4
点検2.ブラウザの設定を変えて確認します(2)

弱視や加齢により視力の衰えた人が、ウェブブラウザの表示文字の拡大、縮小機能を使って文字を大きく設定できるかを点検します。

・表示する文字のサイズを変更します。(Internet Explorerの場合、「表示」>「文字のサイズ」で変更)

−文字サイズを変更できますか?
−文字サイズを最大にしても、情報が欠けていませんか?

(例として、Internet Explorerで文字サイズを変更している画面を紹介)

■スライド5
点検3.操作について確認します(1)

視覚障害や肢体不自由、加齢のためにマウスを使うことが難しい人でも、キーボードのみで全ての操作ができるかを点検します。

・上矢印、下矢印キーで画面をスクロールします。

−上矢印、下矢印キーで画面をスクロールできますか?

・「Tab」キーを使ってページ内のリンクを移動します。

−ページ内の全てのリンク及び入力項目に移動できますか?
−正しい順番でリンク及び入力項目を移動できますか?

(「Tab」キーで移動した後で)
・リンク先への移動やメニューの選択は「Enter」キーで実行します。

−「Enter」キーで実行することができますか?
−「Enter」キーを押すまで実行されませんか?

■スライド6
点検3.操作について確認します(2)

音声ブラウザのリンク部分のみを読み上げる機能を利用する場合でも、正しくリンク先の内容を理解できるかを点検します。

・リンク箇所のテキストだけを読んでみます。

−リンク箇所のテキストを読んだだけで、利用者はリンク先の内容を予測できますか?
(リンク先を予測できない例として、防災に関する情報はこちら、防犯に関する情報はこちらの両方とも、「こちら」の部分がリンクになっている)

(リンク先を予測できる例として、防災に関する情報はこちらは「防災に関する情報」、防犯に関する情報はこちらは「防犯に関する情報」の部分がリンクになっている)

■スライド7
点検4.色について確認します

音声読み上げソフトの利用者や、色覚に特性のある利用者でも、色で表した情報を正しく取得できるかを点検します。

・白黒プリンターでページを印刷します。

−コンテンツの内容や操作方法を理解できない箇所はありませんか?
−文字や画像で表現された文字が識別できない箇所はありませんか?

(例として、赤字は入力必須項目の入力フォームを紹介。色だけに依存して情報提供している例では、名前、e-mail等が赤字で書かれている。色とテキストで情報提供している例では、名前、e-mail等が赤字で書かれているだけでなく、テキストでも(必須)と書かれている)

■スライド8
点検5.書式・体裁について確認します

音声読み上げソフトの利用者にも、書式・体裁(位置やフォントなど)で示した情報が正しく伝わるかを点検します。

・ページのテキストを全て選択し、テキストエディタにコピーします。

−コンテンツの内容や操作方法を理解できない箇所はありませんか?

(位置だけに依存して情報提供している例として、表の左に丸がある日は開館、右に丸がある日は休館を示す。テキストを選択し、テキストエディタにコピーすると、丸が全て左寄せになり、意味が通じなくなる)

■スライド9
点検6.音について確認します(1)

聴覚障害の利用者が気づかないうちに音が再生されないか、音声読み上げソフトの利用者が読み上げ音声と重なって聞き取りづらくなる可能性はないかを点検します。
また、音声が再生される場合、聴覚障害の利用者にも音声情報が正しく伝わるかを点検します。

・パソコンの音声出力をオンにしてページを表示します。

−自動的に音が再生されませんか?

(音声が再生される場合)
・パソコンの音声出力をオフにしてページを表示します。

−コンテンツの内容を理解・操作するために必要な情報が消えてしまいませんか?

■スライド10
点検6.音について確認します(2)

音声が再生される場合、音声を制御できるかを点検します。

(音声が再生される場合)
・目視で確認します。

−音声を調整できますか?

(音の再生や停止を制御できる例の図)

■スライド11
より詳細な点検 (1) 点検方法

チェックツールの利用や、利用者の環境を再現してみることによって、より詳細な点検を行うことができます。

・文法チェッカー
−HTMLやCSSの文法が妥当であるかを確認します。

・アクセシビリティ専用チェックツール
−アクセシビリティ専用チェックツールにより、ウェブページにアクセシビリティ上の問題点がないかを点検します。

・複数ブラウザによる確認
−複数のブラウザで点検対象ページを開き、表示が崩れてコンテンツの内容を理解できない箇所や、操作できない箇所がないかを確認します。

・利用者の環境を再現
−音声読み上げソフトや配色のシミュレーションソフトを利用する等、利用者の多様な環境を再現し、コンテンツの内容を理解できない箇所や操作できない箇所がないかを確認します。

■スライド12
より詳細な点検 (2) 参考情報

チェックツールや利用者の環境を再現できるソフトには、無償で提供されているものもあります。下記等を参考に情報収集してみましょう。

・「JIS X 8341-3 技術解説」
http://www.jsa.or.jp/domestic/instac/index.htm
−文法チェッカー (→5.1.a「ソリューション」参照)
−アクセシビリティ専用チェックツール、人手による評価・検証手法 (→6.3「技術解説」参照)

・情報バリアフリーのための情報提供サイト
「ウェブアクセシビリティ関連リンク集」
http://www2.nict.go.jp/ts/barrierfree/accessibility/links/link.html
−アクセシビリティ検証、アクセシビリティ関連ブラウザサイト 等

・こころWeb 「こころリソースブック」
http://www.kokoroweb.org/main.html
−コンピュータ操作を補助する装置、Webアクセシビリティを向上させるために 等

以上



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