|
| 資料8−3−1 |
|
(1ページ) 付録1 基本方針策定ガイド 1.位置づけと目的 ・本資料(基本方針策定ガイド)は、地方公共団体が、ホームページやウェブシステムの制作・運営におけるウェブアクセシビリティ維持・向上の取組の基本的な方針を定める際に、参考となる情報を提供するものです。 ・地方公共団体は、ウェブアクセシビリティ維持・向上の取組を行うにあたり、本資料を参考に基本方針を定めて下さい。また、基本方針は、ホームページ上で公開し、庁内だけでなく一般にも広く周知し、理解を求めて下さい。 2.基本方針策定、公開の意義 ・地方公共団体職員、ホームページ利用者の双方にとって、地方公共団体が目指しているホームページの方向性や取組姿勢を知るよりどころとなります。 <地方公共団体> 調達・運用における配慮目標(対象やレベル、スケジュール等)の設定、仕様検討のよりどころとなる。利用者に対し方針を示すことで、利用上の安心感を与えることができる。また、イメージの向上を期待できる。 <利用者> どのような配慮を持って、ホームページが提供されているかを知ることができる。 3.基本方針策定の考え方 <内容> ・各地方公共団体の情報提供に関する考え方や、制作体制、ウェブアクセシビリティの実現可能度に応じて、率直な方針を記載する(実現性や根拠が希薄な方針は記載しない)。 ・地方公共団体の独自の考え方や取組方針がある場合は、それらを明記する。 <情報量> 庁内に周知すること、ホームページ上で公開することを前提に、方針をわかりやすく簡潔に示す。したがって、具体的な制作要件や、実施計画等とは分けて作成されることが望ましい。 <構成> 方針策定の根拠として参照する規格や指針について明記する(日本工業規格・JIS X 8341-3、「みんなの公共サイト運用モデル」)。特に、日本工業規格・JIS X 8341-3については必ず参照した上で、4章〜6章を念頭に以下の内容について方針をごく簡潔に示す。 ・配慮の対象や想定する利用者など(4章の4.2、4.3に相当) ・制作要件への対応(5章に相当) ・全般的要件への対応(6章に相当) なお、上記について独自の考え方や取組方針がある場合は、それらを明記する。各地方公共団体で、「みんなの公共サイト運用モデル」による「目標・実施計画」の策定や、ウェブアクセシビリティに関して検討した場合や、独自の「情報化推進計画等」等の関連計画、ガイドライン等がある場合、それらがホームページ上で公開されていれば、リンクを設置し、利用者が必要に応じて参照できるようにする。 <表現> 利用者を含め様々な閲覧者が内容を容易に理解できるよう、一般的でない用語や難しい言い回しを控え、できるだけわかりやすい表現とすることが望ましい。「アクセシビリティ」をはじめ一般的でない用語を使用する場合は、注釈等により解説を行うことが望ましい。 4.基本方針の例 ×××の発信する情報やサービスは、利用したい方誰もが利用できなければなりません。×××では、公式ホームページで提供する情報やサービスを、誰もが支障なく快適に利用いただけるように、以下の方針で制作し運用しています。 ●規格等の尊重 ×××の公式ホームページは、障害者・高齢者のホームページの利用に配慮する指針である日本工業規格「JIS X 8341-3」を尊重し、規格の示す要件に従ったできる限りの対応を行います。 また、×××の公式ホームページは、総務省「みんなの公共サイト運用モデル」に基づいた企画・制作・運用の管理を行うことで、ウェブアクセシビリティの維持・向上を目指しています。 ●配慮の対象 利用する方の使用環境等に関わらず、ホームページの情報が得られ、サービスを利用できるような配慮に努めます。 特に、障害のある方、年配の方が、身体的な制約等が原因で利用できないということが起きないよう、できる限り配慮します。また、×××に多数在住する×××語圏出身の方々に情報が伝わらないということが無いよう努めます。 ●配慮の内容 ×××では、障害者・高齢者のホームページの利用に配慮するための日本工業規格「JIS X 8341-3」、総務省「みんなの公共サイト運用モデル」に基づき、配慮を推進するための実施計画を策定し、制作する際のルールと運用手順を定めています。 この実施計画では、2005年度中に総務省「みんなの公共サイト運用モデル」の示すレベル1に対応すること、また2007年度までに管理の諸体制を整備するとともにレベル2に対応することを目指しています。 また、実際に様々な利用者の方に定期的にサイトの評価に協力いただき、その内容を日々の制作や新しいホームページづくりに活かしています。 *ウェブアクセシビリティ検討の結果 *ウェブアクセシビリティ対応の実施計画 *利用者による評価とその反映について ●読めない、使えない、使いにくいと感じた場合は ×××公式ホームページを利用していて、もしも情報が得られなかったり、操作ができなかったりした場合はお知らせ下さい。また、ホームページへのご意見・ご要望もぜひお寄せ下さい。 *問い合わせ受付ページへ ※用語の説明 ウェブアクセシビリティ: ホームページを利用している全ての人が、心身の条件や利用する環境に関係なく、ホームページで提供されている情報や機能に支障なくアクセスし、利用できること。 日本工業規格JIS X 8341-3: 2004年6月20日に制定されたウェブアクセシビリティに関する日本工業規格(JIS)。正式名称は、JIS X 8341-3:2004『高齢者・障害者等配慮設計指針−情報通信における機器,ソフトウェア及びサービス−第三部:ウェブコンテンツ』。 (付録1 基本方針策定ガイドはここまで) |