(3)利用意向 通信料金の定額制と予約系インターネットコマースに期待  インターネットユーザー調査によれば、通信料金の準定額サービスである「テレホーダイ(注6)」へ加入していると回答した人は31.0%となっている。また、インターネットに係る通信料金の定額制サービスについて、今後の利用意向を質問したところ、利用したいと回答した人は90.5%に達した(図表1))。またいくらくらいなら定額制サービスを利用したいか尋ねたところ、平均で4,152円となり、利用歴別に見ると利用歴の長い人ほど低額でのサービス提供を望んでいることがわかる(図表2))。  インターネットコマースの利用経験については、インターネット利用歴が長いほど経験があるという人が多くなっている(図表3))。購入したことのある商品としては、「食料品・酒類」(29.0%)、「ホテルなどの予約」(28.9%)、「本・雑誌」(27.8%)が多く、今後購入したいと思う商品については、全般的に利用意向は高いが、「ホテルなどの予約」(65.8%)、「コンサート・演劇などのチケット」(58.7%)、「航空・鉄道乗車券」(56.7%)等の予約系サービスへの利用意向が特に高くなっている(図表4))。また、インターネットコマースの不安要因としては、「自分のデータが他人に漏れる」(73.4%)、「想像していたものと異なる商品が届く」(72.7%)、「商品が届かない」(52.8%)といったことに不安を感じていると回答した人が多い(図表5))。