(2)インターネットコマース最終消費財市場 市場規模は、11(1999)年には3,500億円、17(2005)年には7兆1,289億円に  インターネットコマース調査によれば、我が国における11年のインターネットコマース最終消費財市場の市場規模は、3,500億円(対前年比約2.1倍)となっている。これは全産業の最終需要の0.06%に相当し、インターネット人口一人あたりに換算すると約12,934円に相当する。また、同市場は、17(2005)年には7兆1,289億円に達するものと予想される(図表1))。  なお、米国IDC社の調査によれば、米国の1999年の最終消費財市場は340億ドル(3.9兆円)となっており、これは我が国の11.1倍の規模となっている。さらに、2003年には、同市場は1,774億ドル(20.2兆円)に達するものと予測されている。  また、野村総合研究所サイバービジネス・ケースバンクによれば、インターネットコマースの最終消費財分野で営業している店舗数は11年12月末において20,304店舗であり、対前年比55.6%の伸びになっている(図表2))。