第1 | 開催日時及び場所 平成16年5月24日(月) 14時03分〜15時06分 於、総務省第一特別会議室(8階) |
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第2 | 出席した委員等(敬称略) | |||
(1) | 委員
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(2) | 専門委員 服部 武 |
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第3 | 出席した関係職員 | |||
(1) | 大臣官房 鬼頭 達男(技術総括審議官) |
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(2) | 情報通信政策局 武井 俊幸(技術政策課長) |
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(3) | 総合通信基盤局 有冨 寛一郎(総合通信基盤局長)、竹田 義行(電波部長)、 稲田 修一(電波政策課長)、富永 昌彦(移動通信課長)、 山内 健生(衛星移動通信課長)、米子 房伸(衛星移動通信課企画官) |
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(4) | 事務局 福岡 徹(情報通信政策局総務課長) |
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第4 | 議題 |
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(1) | 「携帯電話等の周波数有効利用方策」のうち「第3世代移動通信システム ( 【平成7年7月24日 電気通信技術審議会諮問第81号】 |
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(2) | 「 【昭和60年4月23日 電気通信技術審議会諮問第10号・審議再開】 |
開会 |
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○ | 齊藤分科会長 時間でございますので、始めさせていただいてよろしゅうございましょうか。それでは、ただいまから情報通信技術分科会第25回を開催させていただきます。きょうは私齊藤が議事を進めさせていただきたいと存じます。本日は、委員 審議事項のご説明をいただくために、服部上智大学理工学部電気・電子工学科教授に、専門委員でいらっしゃいますが、ご出席いただいております。 本日は公開で会議をいたします。傍聴者の方々は留意事項をお守りいただきまして、静粛に傍聴してくださいますようにお願いいたします。また、本日の会議の模様はインターネットにより中継されておりますので、ご了承いただきたいと存じます。 議題表のとおりでございますが、本日は答申案件1件、報告案件1件の2つのご審議をお願いします。 |
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議題 |
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○ | 齊藤分科会長 それでは、まず電気通信技術審議会諮問第 |
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○ | 服部専門委員 ただいまご紹介いただきました上智大学の服部でございます。お手元に2つの資料がお配りしてありまして、横書きのは全体の概要を書いた説明用の資料でございます。資料1−2のほうが具体的な中身ということになります。大分資料も厚うございますので、お手元の横書きの資料で説明させていただきます。 このタイトルは、情報通信審議会情報通信技術分科会の携帯電話等周波数有効利用方策委員会報告概要というところでございます。第3世代移動通信システム( 中身は、大きく分けて2つに、 まず、 主な技術の内容をその下のほうに5つ書いてございます。先ほど話しましたShared Channelといいます共通チャネルは、いろいろなユーザー間で共通に使用するということでございます。それから適応変調符号化ということで、電波のいい状態については多値化をすることによって効率を上げるということが趣旨でございます。それから、適応スケジューリング、これも電波の状況に応じて、どのユーザーに情報を送るかということを選択的にスケジューリングを行う。Hybrid− その次のページに、共通チャネルがどのように新しく導入されるかというイメージの図をかいてございます。Release それから、次のページをめくっていただきまして、適応変調符号化・適応スケジューリングのイメージをかいてございます。左側の図で、データスピードが電波の状況によっていろいろ変わります。これは点線でブルーと赤がかいてございますけど、電波のいい状態のときに、一番上で示してございますように多値化を行いまして、伝送効率を上げる。電波の状況が悪くなった場合には、多値化の数を少なくする。これが適応変調符号化方式ということです。その右側の説明の適応変調符号化方式というのは、そういう技術でございます。 それから、適応スケジューリングと申しますのは、複数ユーザーの中から無線状態が良好なユーザーのデータ送信を優先しつつ、全体としては各ユーザーが公平となるようにスケジューリングを行うということです。 それで、左側の図の真ん中と下にかいてございますけど、 次の5ページ目に行きます。Hybrid− それから6ページ目に、バックワードコンパチビリティと書いてございますけど、既に導入されていますRelease このやり方で、具体的にどのように性能が上がるかということをいろいろ屋内実験、あるいはフィールド実験を行ないましたので、その結果を7ページと8ページに示してございます。この図面にかいてございますように、 それから次のページに行きまして、屋外実験でのスループット特性を示してございます。左側のほうが累積分布になっておりまして、右側が時間とスループットがどのように変わるかということで、これは一例でございますけど、2から8 それから、その次の今回のテーマは 前の一部答申では、周波数帯配置の全体像―― ただ、この周波数全体につきまして、 その真ん中に図面がございますように、今回の一番の主眼は周波数を諸外国――具体的には、韓国とか台湾との干渉問題を解消するということでございますけど、世界の標準に合わせるということで、低いほうの 10ページ目に参りまして、導入時に考慮する点として2つの点が必要となるということでございます。1つは、送信周波数の方向が逆転しますので、周波数間隔の相違により、近接した周波数に存在する2つのシステム間で通常よりも厳しい干渉が想定される。どの程度の周波数間隔が必要かと。具体的には、現在 今回、そういう意味で、この導入に当たりまして、既存システムとの干渉検討、それからもう1点はテレビ放送へのイメージ混信検討という2点を行いました。 11ページ目に行きまして、既存システムとの干渉――まず、最初の課題でございますけど、一部答申における検討では、上下周波数を逆転しまして、新規システム( この下に書いてございますのは、前回の一部答申の中で、机上の検討の中でどの程度離せば共存可能かということを、いろいろな組み合わせについて調べました。その具体的な数値等を書いてございます。ここで5 その次の12ページに参りまして、この具体的な検討を今回行っております。前は机上検討でございましたけど、今回は実機による試験評価ということで、 一部答申の再編移行時に想定されます基地局間干渉形態をもとに評価対象を検討しております。干渉の条件の厳しい基地局相互間における組み合わせの実機測定で、基地局間干渉が起こる可能性のある組み合わせ及び新規システム同士、 この干渉検討のまとめとしまして、 1つは、実機評価における基地局相互間での所要ガードバンドは、すべての組み合わせにおいて5 2点目でございますけど、試験評価は、隣接システムにおける感度抑圧について実施しておりますけど、実際には隣接システムの送信の電力の広がり、チャネル漏えいによる帯域内干渉の影響については、別途検討は必要となります。ただ、大筋として、基本的には5 3点目は、周波数の再編(新システムの導入)に当たりましては、送信機雑音の存在など与干渉側の送信フィルタ特性に留意する必要があり、他の対策と組み合わせることによって運用上の調整が必要であるということで、実際の導入に当たりましては、実現する時期等を含めまして、多少の運用上の調整は必要かと思いますけど、基本的に5 それから、上下逆転といいますか、低いほうが移動側周波数となりますので、テレビ放送へのイメージ混信検討ということでございます。一部答申での今後の課題としまして、詳細な技術的条件の検討に当たり、アナログ/デジタル方式テレビ受像機への混信について、検討範囲を具体的に設定し、与干渉・被干渉の双方において、一部答申モデルの検証や実機を用いた実験を通じて詳細な干渉評価を実施し、与干渉・被干渉システムにおける技術的な対策、運用面での対策等による効果を検証することが求められるということが、前回の答申でございます。具体的には、携帯電話移動局の送信レベル、今回使用したモデルの検証、モデル以外のテレビ使用状況の考慮ということも考慮して、いろいろな実態の対応する状況で評価を行っております。 15ページに参りまして、テレビ放送へのイメージ混信。このイメージ混信と申しますのは、実際にテレビが信号を受ける場合に、ローカルキャリアというのを設けまして、その差分で信号を受けるわけでございますけど、それがちょうど反対側に同じ大きさで移動機の周波数がある場合には、それがいかにも情報として見える、それが帯域内に落ちてくるという問題でございます。 それから2点目は、デジタルのほうでございまして、同様に地上デジタル受像機の耐イメージ特性調査ということで、同様な実験を行っております。 それから3点目は、テレビ受信用アンテナの性能調査でございまして、市販のテレビ受信用の家庭用アンテナ、八木アンテナでございますけど、この その結果を 主観評価試験は、順位1、6、 それから、18ページ目は、地上デジタル受像機の耐イメージ混信ということでございます。同様に それから、3点目の試験でございますけど、テレビ受信用アンテナの性能調査を含めたいろいろな検討結果でございます。 テレビ受信用アンテナの性能調査としまして、使用周波数は 先ほどの検討を含めまして、イメージ混信検討のまとめを示してございます。端末の平均出力レベルが、送信出力はオープンループ時とクローズドループ時――携帯電話の現在のシステムは、送信電力制御のやり方が通信の状況によって違いますので、それによって若干異なります。オープンループ時の平均出力レベルが 端末の送信出力を以下の場合に仮定しましてイメージ混信を評価してございます。移動局の送信出力が それからオープンループのレベルの場合ですけど、オープンループで通信する時間は約1秒でございますので、その間は若干画質が劣化することがありますけど、それもほんの瞬間ですので、実質はほとんど問題ないであろうということがここの結論でございます。 以上でテレビ混信検討のまとめとしまして、干渉波モデルの以外の状況への対応ということもございます。まとめ(2)ですね。これは想定するモデル以外のいろいろな状況ということで、今回のモデルの検証ではワーストケースを想定した上で、大きな障害はなかったというのが一つの結論でございます。それから、モデルと異なる条件が重なるなど極めてまれなケースでは、より厳しい条件で移動局が使用される可能性もあると。それから3点目は、デジタル放送の普及に伴いまして、室内アンテナでの受信が増えることが予想され、アンテナ近傍で移動局を使用するケースも多くなると考えられます。このような場合に、干渉妨害が発生した場合、次の方法で干渉を回避する可能性が考えられます。1つは、移動局に干渉妨害が感じられた場合は、受像機から離れて携帯電話を使用する。2点目は、室内アンテナ使用で干渉妨害がある場合は、屋外型受信アンテナを使用する。3点目は、ブースター装置で混変調または感度抑圧がある場合は、適性レベルに調整を行う。こういう対策はまれなケースでございますけど、必要な場合があるということでございます。ただ、全体としまして、かなりのワーストケースでも大きな障害がないというのが結論でございます。 以上、22ページに、今回の まず、 それから 以上でございます。 |
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○ | 齊藤分科会長 ありがとうございました。ただいまの、大変内容が多岐にわたる答申かと思いますが、どうぞご質問、ご意見のほうお願いいたします。 |
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○ | 服部専門委員 |
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○ | 齊藤分科会長 2 |
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○ | 服部専門委員 そうです。 |
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○ | 齊藤分科会長 |
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○ | 服部専門委員 そうです。同じ |
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○ | 齊藤分科会長 それはそうですな。1.5 |
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○ | 富永移動通信課長 |
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○ | 齊藤分科会長 そうですか。わかりました。上下反転は、とりあえずは今 |
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○ | 服部専門委員 とりあえずといいますか、2 |
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○ | 齊藤分科会長 2 |
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○ | 服部委員 新しい条件といいますか、そういう影響が……。 |
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○ | 齊藤分科会長 下のほうが上りで、上のほうが下りと。それは昔から反転した状況で既に割り当てられていた。という範囲のご検討をいただいたと。 じゃ、中川さん。 |
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○ | 中川委員 中川です。 |
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○ | 服部専門委員 現在、 |
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○ | 中川委員 そうしますと、 |
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○ | 服部専門委員 そうですね。長期的なビジョンの中では、そういう周波数が確保されますので、それをどのように使うかは、そのときの状況によってまたいろいろ審議するということで、現在の |
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○ | 中川委員 そうですか。2 |
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○ | 服部委員 3 |
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○ | 中川委員 わかりました。どうもありがとうございました。 |
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○ | 齊藤分科会長 ほかには何かございますか。どうぞ。 |
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○ | 高畑委員 高畑です。 |
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○ | 服部専門委員 現在のパケットの使い方は、基本的に伝搬状況のいいときにハイスピードで送るということですので、ストリーム型のサービスをやる場合には、かなり |
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○ | 齊藤分科会長 ほかには何かありますか。 |
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○ | 酒井委員 よろしいですか。技術的なことをお聞きしたいんですが、 |
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○ | 服部専門委員 特許につきましては、 |
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○ | 齊藤分科会長 よろしゅうございますか。ほかには何か。 11ページの干渉のモデルで、 |
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○ | 服部専門委員 そうですね。モデルのつくり方といいますか、机上検討のモデルと実際とのモデルの違いといいますか、実際のほうがややフィルタ特性といいますか、フィルタ特性を少しよくすれば、5 |
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○ | 齊藤分科会長 これは基地局のフィルタだけでいいんですか。 |
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○ | 服部専門委員 そうですね。基地局のフィルタで。 |
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○ | 齊藤分科会長 基地局だけでいい。端末機のフィルタはいいと? |
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○ | 服部専門委員 これは、一番厳しいのは基地局間同士ですので、基本的には基地局のフィルタと。これは5 |
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○ | 齊藤分科会長 それから、9ページにある |
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○ | 服部専門委員 これはほんとうの放送バンドだと思います。 |
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○ | 齊藤分科会長 これは韓国なんかはもっと厳しいことをやっているわけですね。 |
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○ | 服部専門委員 韓国ですか。 |
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○ | 齊藤分科会長 この上の9ページの絵を見ると、韓国では放送のほうの周波数がずれているんですか。ここのところはどういうふうに……。つまり、世界中……、よくわかりません。日本では放送と干渉するというので、現行方式のほうが干渉が少ないというので、現行方式というか。下りのほうに移動局周波数をとるというのは、放送との干渉の点では有利なわけですよね。諸外国では構わずやっちゃったと。 |
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○ | 服部専門委員 これはちょっと、どうですかね。 |
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○ | 富永移動通信課長 先生のご質問に十分答えられるかどうかわかりませんけども、私どもが聞いておりますのは、 |
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○ | 齊藤分科会長 世界と合うのは大変いいと思うんだけど、原理的には日本方式のほうがテレビとの干渉は少ないはずですよね。だから諸外国よりは日本のほうが、理論的にはほんとうはいいはず、だけどよくても合わないんじゃしようがない、悪いほうに合わせるというのは、僕はその結果はいいと思うんですが、諸外国では困っているんじゃないかな、いや、昔は困ったんじゃないかな。そんなこともないと。自動車電話の場合は、上りのパワーが携帯より大きいから、昔のほうが困る可能性が高くて、今は電力が小さくなっちゃったからという……。どうぞ、竹田さん。 |
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○ | 竹田電波部長 私が入省してまだ何年目かのときに、当時の電電公社の通研の皆さんと伊勢まで出かけていって、この調査をしました。実際に理論上は先生のおっしゃるとおり、現在の |
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○ | 齊藤分科会長 相手がテレビならね。 |
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○ | 竹田電波部長 ただ、当時の結果でもどちらがセーフティーかという判断によって選択したわけでございまして、簡単に言いますとどちらでもそう差異はなかったのが当時の検討結果でございます。それとあと、当時ほんとうに自動車電話でございまして、実験機器だけでもライトバンの後ろに積んで、あとテレビを載っけて実験に行きましたし、それから方式もアナログの大ゾーン方式ということなので、現在の携帯電話とは違うというご理解をいただければと思います。 |
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○ | 齊藤分科会長 大パワーで、端末が電波を出すんでしょうから、今よりははるかに厳しい状況でこういう決定だったと。 |
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○ | 服部専門委員 実は私も、その伊勢のときに実験をやりまして、これはめぐり合わせといいますか……。確かにちらちらと入るといいますか、その程度はありましたけど、端末のほうを低い周波数にしたほうが、経済的、あるいはいろいろな点で、部品のコストも低くなりますし、世界はそういう常識ですので、携帯電話で送信電力が大幅に下がっていますので、そういう点では影響はほとんどないだろうと。 |
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○ | 齊藤分科会長 確かに昔と今では条件が違うと。昔はそれなりにこちらのほうがいい合理性があったけど、今必ずしもそうである必要はなくなったと。だから世界に合わせるということですね。 |
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○ | 服部専門委員 それと、例えば韓国とか台湾との干渉問題もこれで解消されますので、そういう意味では望ましいと。 |
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○ | 齊藤分科会長 ありがとうございます。ほかには何かございませんでしょうか。 特に、これ以上ご意見がございませんようでしたら、本件は資料 (「異議なし」の声あり)
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○ | 齊藤分科会長 それでは案のとおり答申することにいたしたいと思います。どうもありがとうございました。 それでは、ただいまの答申に対しまして、総務省より今後の行政上の措置についてご説明を伺えるということでございますので、よろしくお願いいたします。 |
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○ | 有富総合通信基盤局長 総合通信基盤局長の有富でございます。本日は、先ほどから ごらんのとおり、 きょうは、そういったお願いした結果につきまして新たに、例えば変調方式で、 また先般、電波法等の一部改正案が成立いたしまして、周波数の再編もやりやすくなっているということもございます。これからモバイル系の新たな有効利用というものがさらに強まると思いますが、私どもはそういったニーズにも的確にこたえていきたいと思っているところでございます。 本日は、大変熱心にご審議をいただきまして、また答申を取りまとめていただきました。委員の皆様方、並びに専門委員の皆様方のご尽力に対しまして、改めて厚く御礼を申し上げます。先生、どうもありがとうございました。 |
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○ | 齊藤分科会長 それではよろしくお願いいたします。 | ||
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○ | 齊藤分科会長 次の議題でございます。「航空無線通信の技術的諸問題について」のうち「 |
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○ | 山内衛星移動通信課長 ただいま齊藤分科会長のほうからお話がございましたように、航空無線通信委員会の水町委員がきょうご欠席でございますので、私、衛星移動通信課長が事務局を務めてございます立場から、簡単に航空無線通信委員会におけます審議の再開についてご報告を申し上げたいと思います。 皆様方の手元に、資料2というのが一番下に配付されているかと思いますが、その資料2の一番最後の3ページ目にポンチ絵がついてございます。そのポンチ絵をごらんいただきながら、ご説明をお聞きいただければと思います。 今回審議を再開いたしました航空無線におきます この それからもう一つは、こうした通信で衛星を利用した通信というのもあるわけですけれども、衛星の場合にはどうしても極地圏における通信というのが不可能であるということがございますが、この 今般、航空機の位置情報でありますとか、あるいは気象の情報の伝達、さらには運航管理に係る業務関係のデータ通信にこうしたものを利用したいというニーズがございまして、 今後のスケジュール等でございますが、一番最初のページに戻っていただきまして、真ん中以下の2以降の部分でございますが、これは諮問側ということになりますけれども、答申を希望する事項といたしましては、今簡単にご説明申し上げました、 以上で、ご報告を終わらせていただきます。 |
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○ | 齊藤分科会長 ありがとうございました。これにつきまして、何かご質問、ご意見等ございますか。 これは業務用無線なんですね。お客さんが使うわけではない。 |
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○ | 山内衛星移動通信課長 さようでございます。 |
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○ | 齊藤分科会長 4 |
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○ | 山内衛星移動通信課長 300から |
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○ | 齊藤分科会長 たったそれっぽっち。 |
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○ | 山内衛星移動通信課長 スピードは非常に遅いと。 |
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○ | 齊藤分科会長 300から1.8 |
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○ | 中川委員 これはデジタル変調にされると思うんですが、どんなものを考えていらっしゃいますか。デジタルの変調はどんなものか。 |
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○ | 山内衛星移動通信課長 少々お待ちいただけますでしょうか。位相変調というやり方のようでございます。 |
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○ | 事務局 M-aryの |
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○ | 中川委員 |
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○ | 齊藤分科会長 |
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○ | 中川委員 マルチパスが多いので、すごくディレーですよね。ディレースプレッドがものすごいところでやるので、技術的に非常に興味があって、私のドイツ留学時代の友達がたしか |
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○ | 齊藤分科会長 300 |
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○ | 中川委員 そうですね。 |
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○ | 齊藤分科会長 それはまた、いつか機会を見て教えてください。 |
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○ | 山内衛星移動通信課長 失礼いたしました。 |
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○ | 齊藤分科会長 では、また水町先生のご審議の報告、あるいはその中間にでも教えていただくと。ほかには何かございますか。 |
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○ | 高畑委員 周波数帯として |
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○ | 山内衛星移動通信課長 まず、 それから、国際的なものでございますが、今先生がご指摘いただきましたように、 |
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○ | 齊藤分科会長 日本の飛行機で、極地を飛んでいくというのは結構今まで……。極地って、どこら辺から先をいうんですか。67度以北とかそういう感じ? |
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○ | 山内衛星移動通信課長 常識的には、大体北緯 |
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○ | 齊藤分科会長 ヨーロッパへ行く飛行機でもヘルシンキあたりを通るから、あの辺は一番北ですよね。あそこはまだ北極圏じゃないですよね。ヘルシンキから |
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○ | 山内衛星移動通信課長 現在、先ほど申し上げました貨物便で検討されているというものについては、アンカレジ経由のものだそうでございます。ヨーロッパではなくて、あちら側ということ。 |
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○ | 齊藤分科会長 アメリカ行き。 |
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○ | 山内衛星移動通信課長 はい。 |
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○ | 齊藤分科会長 すいません。また後で。 |
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○ | 土井委員 スケジュールとしまして、今年度中の導入ということでかなり急がれているようなんですけど、もし差し支えなければそういうような背景とかを教えていただければと思うんですけれど。 |
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○ | 山内衛星移動通信課長 背景でございますか。先ほども申し上げましたように、このデータ通信のニーズというのが以前からかなり高まってきているわけですけれども、外国においても既に一部導入されているところもあり、今般、たまたま今申し上げましたように、ある航空会社でございますが、貨物便についてそういうものを使いたいという声があったというのが、正直なところでございます。もう少し詳しく申し上げますと、音声の場合、非常に通信に、なかなか問題を生ずるケースもある。電離層の反射の状況によってはうまくいかないということもあって、データ通信によってそういった業務用の通信を行うほうがさらに航空会社側としてもやりやすいというようなこともあったようでございます。 |
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○ | 土井委員 どうもありがとうございます。 |
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○ | 齊藤分科会長 ありがとうございます。これも航空機の安全運行にかかわることで、世界でできることがちゃんと日本の航空機ででもできるようにしておくというのは、当全のことだと思いますので、そのための手続きということで、ぜひこれを進めていただきたいと思いますが、よろしゅうございましょうか。 もしよろしければ、今のご報告を了承して、この計画でございますが、秋の初めに一部答申をいただくということで進めていただきたいと思いますが、よろしゅうございますか。それでは、どうもありがとうございました。報告を了承したということにいたします。 |
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閉会 |
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○ | 齊藤分科会長 以上で、本日の議題が終了でございますが、委員の皆様から何かございますか。事務局からは何か。 それでは、本日の会議はこれで終了いたします。次回の当分科会は、6月 それでは、これで閉会いたします。どうもありがとうございました。 |
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―― 了 ―― | ||||||||||||||
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