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発表日  : 12月22日(月)

タイトル : 12/22付:トラヒックからみた国際電話の利用状況(平成8年度)





1 通話回数・通話分数等
(1)8年度の通話回数(発着信合計)は761百万回で、対前年度で11.
  4%増。                             
(2)同じく通話分数(発着信合計)は3,230百万分で、対前年度で9.
  4%増。                             
(3)通話分数を発着別にみると、発信が1,711百万分、着信が1,51
  9百万分で発信超過傾向が継続。対前年度比では発信が4.9%増に対し
  て、着信が15.0%増となっており、平成6年度以降着信分数の増加が
  大きい。 
(4)発信分数における自動通話、非自動通話の割合をみると、自動通話の割
  合が引き続き増加傾向を示しており、全体の97%。         

国際電話の通話回数の推移
国際電話の通話回数の推移の図

国際電話の通話分数の推移
国際電話の通話分数の推移の図

発信分数における自動通話と非自動通話
発信分数における自動通話と非自動通話の図

2 対地別シェア
(1)自動通話及び非自動通話合計の発信分数における対地別シェアは、引き
  続き米国が22.4%で第1位、第2位は中国で12.7%。     
(2)上位10対地のうち7対地が近隣アジア諸国。上位10対地で発信分数
  の約74%、上位30対地で94%を占める。            
(3)全体の発着比率では、我が国は発信超過となっているが、個別対地でみ
  ると、米国、シンガポール、オーストラリアが着信超過となっている。 

発信分数(自動+非自動)における対地別シェア
発信分数(自動+非自動)における対地別シェアの図

発信分数(自動+非自動)の対地別順位
発信分数(自動+非自動)の対地別順位の図


自動通話における発信超過対地及び着信超過対地

(1)発信超過対地                  (単位:百万分)

対地
発信分数
着信分数
発着信比率
前年度同比率
ニウエ   7.2    0 100:0       −
ペルー  17.9  2.0  90:10  93:7 
バングラデシュ   8.8  1.1  89:11  91:9 
ミャンマー   8.2  1.1  88:12  93:7 
ロシア  21.2  2.9  88:12  71:29
ブラジル  60.7  9.6  86:14  89:11
パキスタン  10.1  2.0  84:16  88:12
フィリピン 138.0 36.2  79:21  87:13
中 国 217.1 98.7  69:31  70:30
10 イラン   9.1  4.2  69:31  72:28
(注) 上記発信超過対地は、超過比率の大きなもののうち10対地。
   ニウエは前年度の発信分数の順位が31位以下。

(2)着信超過対地                   (単位:百万分)

対地
発信分数
着信分数
発着信比率
前年度同比率
米  国 353.3 657.6  35:65  40:60
シンガポール  41.3  49.4  46:54  45:55
オーストラリア  36.6  39.2  48:52  48:52
(注) 着信超過対地は、発信分数上位30位中で上記3対地のみ。

3 NCCのシェア


 発信分数(自動+非自動)の発信分数における国際系NCCのシェアは35
.5%(対前年度比1.4%増)。国際系NCCのシェアは微増。

発信分数における国際系NCCのシェア
年度
3年度
4年度
5年度
6年度
7年度
8年度
自動+非自動 26.7% 30.4% 33.1% 33.7% 34.1% 35.5%
自動通話のみ 29.2% 32.7% 35.4% 35.8% 35.2% 36.5%
                 連絡先:電気通信局電気通信事業部業務課
                 (担当:副島課長補佐、乾国際通信係長)
                  電話:03−3504−4832



参考資料

         トラヒックからみた国際電話の利用状況
              【平成8年度】

1 通話回数・通話分数(発着信合計)

(1)通話回数(発着信合計)の対前年度増加率は、4年度以降増加傾向にあっ
  たが、8年度では前年度の伸び率を2.6ポイント下回って、11.4%増
  となった。
   また、通話分数(発着信合計)の対前年度増加率は9.4%増となり、前
  年度の伸び率より1.4ポイント低下した。【図表1、2】

【図表1】国際電話の通話回数(発着信合計)
国際電話の通話回数(発着信合計)の図表
年度
3年度
4年度
5年度
6年度
7年度
8年度
回数(百万回) 445.4 481.4 526.5 599.4 683.2 761.2
増加率(%) 16.4%  8.1%  9.4% 13.8% 14.0% 11.4%

【図表2】国際電話の通話分数(発着信合計)
国際電話の通話分数(発着信合計)の図表
年度
3年度
4年度
5年度
6年度
7年度
8年度
分数(百万分) 1,997.3
2,175.0
2,392.4
2,665.4
2,952.1
3,229.7
増加率(%) 18.6%
8.9%
10.0%
11.4%
10.8%
9.4%
(2)1回当たり平均通話分数は、対前年度で4秒減少し、4分15秒とな
  っている。

【図表3】(参考:国内加入電話の1回当たり平均通話分数2分35秒)

【図表3】1回当たりの平均通話分数
年度
3年度
4年度
5年度
6年度
7年度
8年度
平均通話分数
4分29秒
4分31秒
4分33秒
4分27秒
4分19秒
4分15秒

2 自動通話と非自動通話

 発信分数における自動通話と非自動通話のシェアの推移を比較してみると、年
々、自動通話のシェアが拡大し、8年度では97.0%に達している。【図表4】

【図表4】発信分数における自動通話、非自動通話の推移
発信分数における自動通話、非自動通話の推移の図表

3 発着信別

(1)国際通話の発信超過の傾向は継続しており、8年度の発信回数及び着信回
  数はそれぞれ3.9億回、3.7億回、発信分数及び着信分数はそれぞれ1
  7.1億分、15.2億分となっている。しかし通話分数の対前年度増加率
  では、発信分数は4.9%増、着信分数は発信分数を大きく上回る15.0
  %増となっている。【図表5、6】

【図表5】国際電話の発着信別通信回数の推移
国際電話の発着信別通信回数の推移の図表
(注) 下段は対前年度増加率

【図表6】国際電話の発着信別通信分数の推移
国際電話の発着信別通信分数の推移の図表
(注) 下段は対前年度増加率

(2)日本−全対地間の発着信の比は上述のように均衡しつつあるが、日本−米
  国間では着信の増加が、6年度以降目立っており、8年度では発信分数と着
  信分数の比は、36:64となっている。【図表7】
   一方、日本−米国を除く全対地間では3年度以降大きな変化はなく、8
  年度では61:39となっている。【図表8】

【図表7】日本−米国間の発着比の推移(自動+非自動)
日本−米国間の発着比の推移(自動+非自動)の図表
【図表8】日本−米国を除く全対地間の発着比の推移(自動+非自動)
日本−米国を除く全対地間の発着比の推移(自動+非自動)の図表

4 対地別

(1)発着信合計分数(自動+非自動)の対地別シェア
   対地別の状況を発着信合計分数でみると、米国が32.5%で第一位、以
  下、上位対地を中国、韓国、フィリピン、台湾等のアジア諸国が占めており、
  米国やアジア諸国との社会的・経済的関係が強いことがうかがえる。
   一方、ヨーロッパ諸国では英国が第8位にとどまっているだけである。
 【図表9】
発着信合計分数の対地別シェアの図表

(2)発信分数(自動+非自動)の対地別シェア
   対地別の発信分数の状況をみると、発着信合計で第11位のブラジルが第
  7位となっている。【図表10】
発信分数の対地別シェアの図表

(3)着信分数(自動+非自動)の対地別シェア
   対地別の着信分数の状況をみると、米国が第1位、韓国が第2位となって
  おり、米国の同国発信シェア(32.5%)に比べ43.9%と非常に高い。
 【図表11】
着信分数の対地別シェアの図表

(4)発信分数(自動+非自動)の対地別シェアの3年度からの推移をみると、
  米国は継続して第1位にあり、中国は6年度に韓国をぬいて第2位となった
  以降もシェアを増加させている。【図表12、13】

【図表12】発信分数(自動+非自動)の対地別シェアの推移
発信分数(自動+非自動)の対地別シェアの推移の図表
【図表13】発信分数(自動+非自動)の対地別順位の推移(省略)

(5)着信分数(自動+非自動)の対地別シェアの平成3年度からの推移をみると、
 米国のシェアが6年度以降に35%台から増加して、8年度で40%を越えて
 いる。【図表14、15】

【図表14】着信分数(自動+非自動)の対地別シェアの推移
着信分数(自動+非自動)の対地別シェアの推移の図表

【図表15】着信分数(自動+非自動)の対地別順位の推移(省略)

(6)全体の発着信比率では、我が国は発信超過であるが、個別対地でみると、
  米国、シンガポール、オーストラリアが着信超過となっている。【図表16】
   また、上位10対地で全体の発信分数の74%、上位30対地で94%を
  カバーしている。【図表17】

 【図表16】自動通話における発信超過対地及び着信超過対地

 [1]発信超過対地
自動通話における発信超過対地の図表
(注) 上記発信超過対地は、超過比率の大きなもののうち10対地。
   ニウエは前年度の発信分数の順位が31位以下。

 [2]着信超過対地
自動通話における着信超過対地の図表
(注) 着信超過対地は、発信分数上位30位中で上記3対地のみ。

   【図表17】対地別自動通話発信分数及び着信分数
対地別自動通話発信分数及び着信分数の図表
注)発信分数・着信分数の対前年度伸び率等が(−)の対地は、昨年度における
 発信分数・着信分数の順位が31位以下であるもの網掛け部分は、着信超過国
 を示す


5 KDDと国際系NCCのトラヒックシェア

 日本テレコム株式会社(JT:9年10月1日、日本国際通信株式会社と合併)
及び国際デジタル通信株式会社(IDC)の国際系NCCは平成元年10月に国
際通信市場に参入して以来、そのシェアを拡大してきている。
 8年度における発信分数(自動+非自動)の2社合計のシェアは35.5%
(対前年度比1.4%増)、自動通話の発信分数では36.5%(対前年度比
1.3%増)となっている。【図表18、19、20】

【図表18】発信分数(自動+非自動)におけるKDDと国際系NCCのシェア
発信分数(自動+非自動)におけるKDDと国際系NCCのシェアの図表

【図表19】自動通話の発信分数におけるKDDと国際系NCCのシェア
自動通話の発信分数におけるKDDと国際系NCCのシェアの図表

【図表20】国際系NCCのシェアの推移
国際系NCCのシェアの推移の図表


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