I 衛星アプリケーション実験推進会議の概要
郵政省では、衛星アプリケーション開発のより一層の推進を目指し、平成9年10月3日に「衛星アプリケーション実験推進会議」を開催しました。
- 開催の目的
現在、郵政省では、衛星アプリケーション開発に資するG7のGIBN*1プロジェクトの一環とした日米高速衛星通信実験及び日欧高速衛星通信実験や、日韓高速衛星通信実験、国内アプリケーション実験を推進しています。
衛星アプリケーション実験推進会議(以下「推進会議」という。)では、産学官の連携のもと、これらの実験に必要な衛星テストベッド*2の構築及びこれを用いた衛星通信実験の円滑な推進に資することを目的としています。
*1: Global Interoperability Broadband Networksの略。G7で合意された11のプロジェクトの一つで、各国の高速・広帯域ネットワーク間を接続し、相互接続性、相互運用性の確保及びアプリケーションの開発・実証を促進するためのプロジェクト。 *2: 衛星中継器、地球局設備、地上の実験設備等から構成され、衛星アプリケーション開発者、ユーザー、研究機関等がアプリケーションの開発や実証実験に幅広く利用できる衛星ネットワーク。
- 推進会議の役割
推進会議は、以下の3つの役割を果たします。
衛星テストベッドの構築・運用の検討 衛星アプリケーション実験に関する周知、広報 日米実験、日欧実験、日韓実験、国内アプリケーション実験に関する実験計画及び実験結果の評価及び助言