「地方分権21世紀ビジョン懇談会」開催要綱



1.背景・目的

  今回の三位一体の改革後の将来の地方分権の具体的な姿をビッグピクチャーとして描き、それを実現する抜本的な改革案を議論するため、総務大臣のもとに懇談会を開催する。

2.名称

  本会合は、「地方分権21世紀ビジョン懇談会」(以下「懇談会」という。)と称する。

3.検討内容

 (1) 地方の自由度の拡大のための改革(道州制を視野に入れた国と地方の役割分担の見直し等)
 (2) 地方の責任の明確化のための改革(破たん・再建法制の検討等)
 (3) 国と地方を通じた財政健全化のための改革(中期地方財政ビジョン等)
 (4) 地方行革の推進(地方自治体の資産・負債管理等)
 (5) 不交付団体の増加目標
 (6) 制度の簡素化・透明化 

4.構成員

  別紙のとおり。

5.運営

 (1) 本懇談会は総務大臣の懇談会とする。
 (2) 座長は、本懇談会を召集し、主宰する。
 (3) 座長は、不在の場合など必要の都度、これを代行する者を指名することができる。
 (4) 座長は、必要に応じ、関係団体等に出席を求めることができる。
 (5) 会合は公開しないが、懇談会終了後、会合における議論の概要について公表する。配付資料はこれに併せて公表する。また、速やかに、懇談会の議事録を作成し、これを公表するものとする。

6.開催期間

  平成18年1月から開催し、概ね半年間開催する。

7.庶務

  懇談会の庶務は、総務省自治財政局財政課が行う。











別紙

構成員名簿

(五十音順・敬称略)



猪瀬  直樹(いのせ なおき)   作家
大田  弘子(おおた ひろこ)    政策研究大学院大学教授 (座長)
小早川 光郎(こばやかわ みつお)   東京大学大学院法学政治学研究科教授
島田  晴雄(しまだ はるお)   慶應義塾大学経済学部教授  
本間  正明(ほんま まさあき)   大阪大学大学院経済学研究科教授
宮脇   淳(みやわき あつし)   北海道大学大学院公共政策学連携研究部教授