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前年からの変更点はあるか。 |
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ありません。予算額も前年度と同額です。
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市町村交付金の伸び率と基地交付金の伸び率では近年どちらの方が伸びているか。 |
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正確な額は現在手元にはありませんが、近年の傾向では、市町村交付金は、それ程伸びてはおらず、基地交付金は、3年に1度10億円増加している。
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固定資産税額が最近減少傾向の状況で増額する理由はあるか。 |
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確かに、固定資産税は下がっていますが、基地交付金は固定資産税の代替と考えていますので、固定資産税の標準税率と対象資産価格に対する交付金額の割合に相当乖離が生じている。
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10億円増額については、防衛庁は後押しをしてくれないのか。 |
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防衛施設庁は、別に、特定防衛施設周辺整備調整交付金という制度をもっていて、基地交付金増額の年に合わせて5億円増額をしてきた。特に支援等はない。
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現地視察に行くと、国有財産の評価額が低すぎるといった声を多く聞くが、実際は、国有財産の評価額と固定資産税の評価額の差はどうなっているのか。 |
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国有財産の評価方法は、土地の評価については平成13年度から変更され、時価倍率方式から相続税評価方式になったので、差はいわれるほどないと思われる。
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建物の評価はどうやっているか。 |
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取得価格から減価する方法です。 |
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再建築評価をしていないんですね。 |
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はい。
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水戸市内に演習場ができたんですか。 |
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渡河演習場が別の市町村から移転してきた。
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基地交付金が昭和32年からできた理由は。 |
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大正十二年に海軍助成金というのがありまして、昭和二十年に軍関係市町村財政特別補給金というのがあった。
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法制化されたのは基地交付金が初めてですか。 |
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はい。それまでは、予算措置により交付していた。
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この配分方法について、市町村から不満はないか。 |
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10分の7の部分は、当初は10分の8だった、その後10分の7.5となり平成4年度から10分の7となった。これは、資産価格で配分する割合が多いと、都市部にほとんどいっていしまう。全体としておさまらないので、このような措置がとられた。
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市町村の財政状況を考慮とあるがどのように考慮しているのか。 |
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財政力指数に応じて補正をしている。
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県の意見を聞くこともあるんですか。 |
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市長会や市議会議長会に基地協議会という組織があり、そこから要望を受ける。
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