麻生総務大臣閣議後記者会見の概要

平成16年5月11日(火)

<<冒頭発言>>
 「コンテンツの創造、保護及び活用の促進に関する法律案」につきましては、担当大臣は茂木IT担当大臣ということになりました。

(質疑応答)
【年金未納問】
:年金の未納問題で改めてお伺いしたいのですが、先日は民主党の菅直人代表が辞任を表明されまして、結果的に年金法案の修正法案が維持されることになりました。一方政府与党は先週末、福田官房長官がお辞めになるっていうことになりまして、この2人の責任の取り方についてどう思われるか、あとご自身の対応についても改めてお考えを聞かせてください。
:感想?辞め方の感想?
:責任の取り方。
:菅さんの方はこれは他党の話で、他党の方の辞め方等々について私の方から特に申しあげる筋の話ではないと思います。それから、福田官房長官につきましてはご自身が仰ったとおりの話であったと。私の話につきましては瑕疵があったということで前にお詫びを申しあげたのですが、これによって辞めるかと言われると、総理からお話もあったところであり職責を全うしていきたいというところです。
:閣議終了後、総理とお会いになっていたようですが、その問題についてのお話でしょうか。
:内容を言うことはありません。但し今の話とは関係ありません。
:年金の関連で引き続きお訊ねなのですが、大臣自身もご経験されたように、本人が気が付いてない間に未加入になってしまうなどですね、制度上の問題が浮き彫りになった中で、政府の今回の法案では、そのことに対する手当てがなされていないと、それについては与野党の三党合意の中で今後やっていきましょうという整理に今のところなっているのですが、そこのところが国民にとってはこれだけ問題がハッキリしているのであったら今度の法案もちゃんとその点も直すべきじゃないかという思いが強いと思うんですけど、その点については大臣、いかがお考えでしょうか。
:いろんなご意見が厚生労働委員会の中で出された上での結論ですから、その点では修正をされるなりということは、まずこの法案をキチンと対応する上で、今言われたような問題点、一元化の問題を含めて、色々問題点もありましょうし、この問題は少なくとも細目にわたれ、もっと判り易くという話もありますので、キチンと対応していこうということは、この法案を通した上で言うとさらに色々審議していくというのは1つの手法だと思いますので、特に異議がある訳ではありません。総務省から言わせると、行政手続のオンライン化を進めていますので2005年度末までに、少なくとも自分の年金に関して、自分が幾ら貰えるのか、幾ら払っているのか等の個人情報がインターネットから接続して、自分の情報を得られるようなサービスを業務の最適化計画に反映させるように、社会保険庁には私の方から申し伝えてあります。

【皇室関係】
:昨日皇太子様がですね、雅子様を巡る・・・
:それは総務大臣に対する質問?
:ご所見があれば
:大変だろうなぁという・・・。皇室のことに関して閣僚が発言するなんて言ったら普通は考えられないでしょう。総務大臣の記者会見ですから。
  以上




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