【三位一体改革】 |
問 |
:三位一体改革の件でお伺いします。19日の経済財政諮問会議で骨太の方針第四弾の素案が示されましたが、三位一体の改革の部分は空欄となっていました。総務省と財務省の間で調整が難航したと思われますけれども、次回は28日に会議があるんですが、それまでに麻生総務大臣と谷垣財務大臣の間でトップ交渉のような形で調整するような考えというのはありますでしょうか。 |
答 |
:なんとなくトップ交渉は北朝鮮以来流行りでしょうかね。そこまで行かなくて決着するでしょう、と思ってますけれどもね。 |
問 |
:また三位一体改革の関連で、東京都の石原知事が先週独自案で地方分権改革に関する基本的見解というのを発表しました。内容的には2006年までに地方交付税を3兆1,000億円圧縮して、国から地方への6兆7,000千億円の税源移譲を求めてますが、麻生大臣の先日のプランに対して批判しておりまして、その内容は、一般財源総額を前年度と同水準として交付税を温存するのは地方の行財政改革を放棄するに等しいと、厳しい言葉が入ってるんですが、都と国の立場が違うのは当然ではありますけれども、これについては大臣はどのようにお考えでしょうか。 |
答 |
:都と国の立場も違いますし、都と他の道府県の知事の立場も違うのではないでしょうかね。東京都は全国から若い方が随分やって来られますが、年老いた両親は田舎に残っておられます。その田舎の両親の介護等々の面倒をみているのは地方という現実を受け持つ地方の知事とは見解が違うということだと思いますけれど。
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【総理の訪朝】 |
問 |
:明日、小泉総理大臣が訪朝されますが、今回の訪朝に対して総務大臣としてはどのような期待をお持ちでしょうか。 |
答 |
:期待?帰国された5人の家族、10人の方々、いろいろ北朝鮮関係者その他推測される拉致家族を含めて、この問題は何をもって解決とするかは難しいところだと思いますね。従っていろんな意味で、帰って来て良かったという面のみではなく、帰って来られない方のことも考えて、いわゆるはしゃいだ報道にしないことですね。一番期待するのはそこです。おかしなことにはしないことですよ。まだそうじゃない人がいっぱいおられるわけです。帰って来られた方は良かったかもしれませんけれども、帰って来られない方々の家族のことも考えないといけない、大事なところだと思いますけれどもね。 |
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以上 |