【三位一体改革1】 |
問 |
:補助金改革の件でお伺いしたんですけれども、増田知事も新聞で言っておられますけれども。この例えばこの補助金の義務教育国庫負担金などの削減となる場合は地方によって非常に意見が異なっていると、それを取りまとめなければいけないんですけれども、その中で、要するに意見がまとまらない理由として、2006年度までの補助金の3兆円削減というのは出ているけど、その先のところがまだハッキリ示されてないので、なかなか地方によってまとまらないんだと、増田知事も言ってますけど、その辺についてどうふうに示していくかというような部分と…。 |
答 |
:いつまで示せば分かるとでも言うのですか。去年は今年だけじゃわからないと言ったら、3年先まで出たらまたその先もわからないって、それまで先を全部見越して全部計画を立てておられるとお思いですか。 |
問 |
:そうゆうような声があったものですから、地方によってはそういう要望もあるのかなと思ったということと…。 |
答 |
:基本的にはこれで、従来地方自治3割自治、それ今いくらになりました?国が五十いくつになったろ。それで地方が四十いくつになっているんじゃない?単純計算したらそう。基本的には5対5でしょ。1対1ということ言ってたんだから。だからそういった方向で、という方向に、少なくとも先は進んでるんじゃないの?だから1対1。地方と国の負担1対1というところ、なんじゃないですか。この人元建設省。だから、建設省の中の補助金のシステムなんて、自分でやっていたんだからよく知っているはずだ。だから、そこの旧建設省のところだけ自分でキッチリ整理して持ってこられてはどうかと。わかりやすくていいと思いますよ、その方が。まぁ評価されるとなんとなく、本当かねと思う、本当かねっていうのは、評価されることやったのかなーと、ちょっと自分で疑わしくなるようなところが私の悲しい性なんです、みたいなもんですな、うん。 |
問 |
:閣僚懇談会だと思うのですけれども、補助金削減で電話などしないようにと各省庁に要請したということですけれども、多分に補助金の削減案を地方がまとめるにあたって中央省庁が抵抗するであろうと予想されていると大臣が考えてらっしゃるんでしょうか。 |
答 |
:そりゃぁ常識でしょ |
問 |
:中央省庁としては、当然地方に、ウチのこれだけは手をつけないでくださいとかという活動は予想している…。 |
答 |
:十分に予想できると思いますけれどもね。いろいろ言われると何となく、その言ってきたところの情報だけ教えていただければ十分です、私の方は。 |
問 |
:今回のこの各自治体への手紙は、そういうのを気にせずに、ちゃんと地方でまとめてくれとそういう意味合いのものですか。 |
答 |
:そうですね。自分が一番良く知っているはずなんですけれどもね。だから、それもそちらで取りまとめてくれなんていう知事もいるようですが、全く自分で自分の預かってる地方自治体を経営するという感覚が欠落しているということになるんじゃありませんかね。自分の県にとって何が最も都合のいい、3兆円の税源移譲がきた場合それによって返す補助金はどれが一番自分の県にとって、自分の町村にとって都合がいいかという話は、全体像はみんな集まって、そのために市長会もあるんでしょうし、知事会もあるんだと思います。だから大きな県と小さな県、いろいろ違うと思いますよ。それを上手くまとめられるための全国知事会、全国市長会、全国町村会だと思います。
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【郵政民営化】 |
問 |
:9月に行われる予定の内閣改造で郵政民営化担当大臣の人事構想を小泉総理が、内政懇でお仰っていますがどういう見解ですか。 |
問 |
:役割、分担とか色んなものがあるかと思うのですけれど…。 |
答 |
:仕事が楽になるかな。新聞社と付き合わずに済むかなとか。こういうのは自分に都合のいいように考えないとやってられませんから。 |
問 |
:将来的には当然総務委員会の場で議論されていくのかなと思いますが、あまりにも所管事項が多くて総務委員会ひとつで仕切り切れるのかなとそういうところを見越した上での構想なのかなという気がしないわけでもないんですけど、どうでしょう。 |
答 |
:郵政公社の時ですら、大臣答弁七百何十回、副大臣答弁四百六十回等々の記録がありますので、それは総務委員会としては結構大変な作業だとは思いますけれどもね。ただ公社化のときに、あの頃は副大臣か大臣より答弁しているのではないかと思うくらい、よく答弁していたとの記憶がありますけれども、それからいくと、総務委員会でやれと言われればそれは必死にやらなければいけないということでしょう。 |
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以上 |