瀧野総務事務次官記者会見の概要

平成21年1月5日(月)


《冒頭発言》
 皆さん、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
 今日、閣議もございましたけれども、事務次官等会議も今年初めて行われまして、官房長官と政務の両官房副長官、事務の官房副長官が御出席され、御あいさつがありました。官房長官からは、「非常に厳しい局面でありますけれども、第2次補正予算と本予算を成立させて国民の期待に応えていきたいので、事務次官等におかれてもリーダーシップをとってやっていただきたい。」ということでございました。
 その後、通常の会議になりまして、総務省の関係といたしましては、閣議で既に決定された法案の事後報告でございますけれども、補正関連の法案である「地方交付税法及び特別会計に関する法律の一部を改正する法律案」についてと、昨年発表いたしました労働力調査結果等の報告をいたしたところでございます。
 以上でございます。

《質疑応答》
【年頭の所感等】
:今日早速、国会が始まりまして、会見も今日が最初ですけれども、定額給付金など、いろいろ総務省マターもありますが、年頭の所感を含めてお答えいただけますか。
:今、御指摘ありましたように、本日、通常国会が召集されたわけでございます。我が国の現在一番の問題は、国民のこの不安を除去していくということであろうかというふうに思います。総理も「安心」と「活力」という文字を筆でお書きになっておられてるわけでありまして、そういう立場から、我々総務省といたしましても、いろいろ対策を講じていく必要があるというふうに考えております。そのためにも、まずは第2次補正予算を速やかに成立させていただいて、地方の協力を得ながら、2兆円の定額給付金事業などをシンプルな形で実施に移していかなければいけないと思います。また非常に各地方団体において、税収減という厳しい状況に直面しておりますので、引き続き本予算の成立を図り、関連法案の成立をお願いいたしまして、各地方団体が地域の皆様方の要望に応えていただけますように、我々としても全力を尽くしてまいりたいというふうに考えております。
:よろしいですか。
:では、本年もよろしくお願いいたします。
以上