瀧野総務事務次官記者会見の概要

平成21年1月19日(月)


《冒頭発言》
 こちらからは特にありませんので、どうぞ。

《質疑応答》
【定額給付金】
:国会でも議論になっています定額給付金ですけれども、金曜日の大臣会見でいろいろな手続きを説明されていましたが、総務省として年度内給付というのは可能かどうか、改めて見解をお聞かせください。
:定額給付金については、家計への緊急支援という性格を持っているわけですので、我々は年度内給付の開始を目指していきたいと考えております。そのためにも、補正予算なり関連法案の一日も早い成立をお願いいたしたいというふうに考えております。その際、市町村で様々な事務負担が生ずるわけですが、市町村の規模によりまして、準備に要する時間にも随分違いが出てくるというふうに考えます。我々としては、大臣が再三申し上げているように、制度自体をシンプルなものにするということと、明日の全国都道府県財政課長・市町村担当課長会議の場において、現時点での要綱案をお示しするというような努力をしまして、年度内の給付開始に向けまして、努力していきたいというふうに考えています。
:その定額給付金ですが、市区町村議会は国の補正が通らないと、補正を通してはいけないというルールはないですよね。ですから、国の2次補正が成立する前に補正を通してしまってもかまわないということでしょうか。
:それぞれどういう予算を組み、どういうスピードで議決していくかということは、正にそれぞれの議会の御判断だというふうに思います。国の予算が提出された段階で、歩調をそろえた形で補正予算を組んでいくという考え方ももちろんあると思いますが、いろいろな議論のある定額給付金について、もう少し慎重にやろうという議会ももちろんお在りになると思いますので、それは、それぞれの地方公共団体の御判断によるのではないかというふうに思います。
:よろしいでしょうか。
:よろしくお願いいたします。
以上