総務省トップ > 広報・報道 > 報道資料一覧 > 統計におけるオープンデータモデル事業

報道資料

平成27年4月24日

統計におけるオープンデータモデル事業

−地域振興とビジネスの活性化に向けて−
 総務省は、オープンデータの高度化を更に推進するために、福井県、福井県内全市町及び独立行政法人統計センター等と連携し、統計データをLOD(Linked Open Data)で提供する「オープンデータモデル事業」を実施します。

○ オープンデータの更なる推進には、システムを使ったデータの自動的な取得や関連したデータの一括取得を可能にするなど、データの提供方法を高度化し、利用しやすくする取組が必要です。

○ この取組の1つとして、データをLOD※に変換して提供する方法があります。この方法は、オープンデータの最高ランクの形式でのデータ提供方法であるため、提供や有効活用の例が少ない状況にあります。

○ そこで、政府全体のオープンデータ推進のトップランナーである総務省統計局は、国勢調査等の統計データをLODで提供する先進的取組として「オープンデータモデル事業」を、福井県、同県内全市町及び独立行政法人統計センター等と連携して平成27年度に実施します。

 【事業内容】

  ○ LODの統計データの提供

  【総務省】:

   国勢調査、社会・人口統計体系等のデータを政府統計の総合窓口(e-Stat)

  (http://www.e-stat.go.jp/別ウィンドウで開きます)から提供

  【福井県・福井県内全市町】:

   所有する統計データから選択し、福井県オープンデータライブラリ

  (http://www.pref.fukui.lg.jp/doc/toukei-jouhou/opendata/別ウィンドウで開きます)等から提供

  ○ LODを活用したアプリケーションの開発

○ 本モデル事業を通じて、LODでのデータ提供の課題等について整理・検討し、統計データを始めとする各種データのLODによる提供を促進します。
  LODでのデータ提供が主流になれば、関係するデータを同一形式で一括して取得でき、効率的に幅広く的確な情報の収集や詳細な分析が可能となります。
  このようなデータ提供を促進することにより、新ビジネスの創出、公共サービスの向上や地方の企業進出など、地域の社会・経済の活性化につながるものと期待しています(詳細は資料を参照)。

※LOD(Linked Open Data):誰でも利用可能な全てのデータ同士がリンクしたデータ。
星の多さでオープンデータの公開レベルを示す5スターオープンデータの考え方で、最上級のデータ形式と位置付けられている。

連絡先
統計局統計情報システム課
    担当:中原補佐 並木係長
    直通 03-5273-1007
    FAX 03-3203-8358

ページトップへ戻る